今日の心がけ~職員のスピーチ~

「知らぬ間の慢心」

2019.04.22

入社10年目のFさんは、営業部で働いています。この度新しい営業先の担当者となりました。Fさんはこれまでのキャリアから難なく仕事を進めることが出来ました。

 さらには、前任者の不備も見えてきたのです。

<こんな仕事ぶりじゃダメだろう>と心の中で責めながら、Fさんは快調に仕事を続けていました。

しかしある時、上司から「もっと丁寧に仕事をするように」と注意をされたのです。前任者と同じような書類のミスがあったのです。

業務に慣れることは悪いことではありません。その一方で、慢心を生じさせることもあるでしょう。<自分は分かっている>という慢心が、心に隙を作り甘えを生じさせていたのです。

それからは謙虚に、気を引き締めて、業務に臨んでいるFさんです。

 

◇今日の心がけ◇ 慣れた仕事ほど気を引き締めましょう

(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

本文になったように、慣れるということはこれまでの経験で得た知識を生かし作業の効率化やスピードアップにもつながり、決して悪いことではありません。

そしてそれが次第に自信となり仕事の能力も上がることでしょう。

ところがFさんのように自身がミスを招くケースも少なくありません。

例えば自動車の運転を思い出してみるとします。

免許をとりたての頃は慎重に行っていた運転も、5年、10年と経つうちにハンドル操作やスピードにも慣れてきます。

すると安全確認が手抜きがちになり、油断から事故を招くことにもなりかねません。

自動車の運転に限らず何事においても自分を冷静に見つめなおし、謙虚な心を持つことは大切です。

職場においては、周囲の助けがあるからこそ、自分はこうして仕事ができるのだという感謝の心を忘れないようにしていきたいと思いました。

 

教務係 寺田

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