今日の心がけ~職員のスピーチ~

努力の原動力

2019.04.15

 アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が、社会問題となっています。高
齢者だけではなく、若者による事故も多く発生しているようです。
 熊本県の鉄工所・ナルセ機材の鳴瀬益幸さんは、こうした事故を防ごうと、ブ
レーキとアクセルが一体になった「ワンペダル」を二十五年かけて開発しました。
 このペダルでは、踏み込む動作はブレーキだけで、アクセルは横に押し出すレ
バーで操作します。当初は話題にもならなかったそうですが、自己が一件もない
という実績と、応援者に支えられ、今では注文が相次いでいるそうです。
 鳴瀬さんは、かつて自身が踏み間違い事故を起こしそうになったことから、安
全ペダルの開発に取り組みました。「私は落ちこぼれだったが、小さな課題を一
つ一つ解決し、成果につながった」と地道な努力の大切さを語っています。
 <事故を減らし、多くの人に安心な生活を送ってほしい>という思いの背景に
は、自身の体験があったのです。自分自身が困ったり、助けられたというその人
固有の体験は、さらなる努力を生む原動力になるのでしょう。

今日の心がけ◆体験を活かしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

自分が失敗したり、困った経験は、とても記憶に残ります。
何かをする時に、同様の経験があることだと、ここで言う努力の原動力が生まれると思います。

この話では、自分の事故を起こしそうになった経験から努力し、安全ペダルの開発という、他の人へつながる仕事となりました。

単に業務に対する能力を身に付けることも大切ですが、
例えば、自分が勉強ができなかった経験などがあると、学生の気持ちを理解し、寄り添った対応ができると思います。
また、先輩に教えてもらったり、してもらって助かったという経験があると、同じく後輩にしてあげられるような人になるように務めると思います。

経験がある人の方が、その行動にパワーがあると感じますので、わたしも自分の経験を活かせるように仕事をしたいと思いました。

教務係 相馬

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