今日の心がけ~職員のスピーチ~

畳と伝統

2019.04.15

本日は「昭和の日」です。
「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来に思いをいたす」ことを趣旨として、
2007年に制定された祝日です。

また、今日は「畳の日」でもあります。
かつて4月29日が「緑の日」という祝日だった頃、
畳の材料である「い草」が生育すると、緑一色になることから、
全国畳産業振興会により制定されました。

畳は日本の伝統文化です。
日本で生まれ、長く貴族階級で使われていましたが、
江戸時代中期以降は、庶民の間にも普及しました。

い草の香りには、リラックス効果をもたらす成分が含まれているといわれます。
また、畳の色も、人肌に近い自然色が安らぎを与えてくれます。
和室が落ち着くのは、そうした畳の効果もあるでしょう。

昨今の住宅から畳の部屋が少なくなっていることを考えると、
「昭和の日」が「畳の日」でもあるのは、
偶然とはいえ、不思議な符号のようです。

今日を機に、伝統的な和室や畳の良さを再確認してはいかがでしょう。

今日の心がけ◆伝統を顧みましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

先日新年号が「令和」と発表されました。
「昭和」「平成」「令和」と3つの時代を過ごしていくことになりますが
年号が変わっても、日本の文化は変わることがないと思います。

例えば住宅を建てる時でも、リビングは洋風であっても、
畳の部屋を1部屋作ったり、食事は昔から一汁三菜(汁物に主菜が一つ、副菜が二つ)と
言われおり、最近では「日本食」が身体に良いと、
外国人に取り入れられ人気が高まっています。

昔の人が作り上げてきた歴史は意味のあるものであり、
私達も伝統を引き継ぎ、日本の良さを次世代に受け継いで
いかなければならないと改めて感じました。
まずは周りにある何げないことから日本文化を意識して
過ごしていきたいと思います。

教務係 田口

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