今日の心がけ~職員のスピーチ~

信頼の蓄積

2019.02.22

定年退職した先輩の業務を引き継いだMさん。
これまで関わったことのない業務に携わることになりました 。
ある日、面識のない会社に電話をかけた時のことです。
担当者の対応は事務的なものでしたが、ある冊子の話題から話が盛り上がりました。
その冊子は、Mさんが努める会社で作っている情報誌です。
担当者は、冊子を以前より愛読してくれていたのでした。
このことが会社の自己紹介がわりになって、スムーズにアポイントを取ることができたのです。
そのような経緯でその冊子を知ったのかを尋ねると、
「グループ会社を通じて毎月送られてくる」とのことでした。
そして、そのグループ会社は、退職した先輩が、長年、地道に信頼関係を築いていた会社でした。
先輩たちが築き上げてきた人間関係や信頼があるからこそ、今の仕事ができるのだと再確認したMさん。
その信頼を守りつないでいくことを自らの使命として、業務に励んでします。

今日の心がけ◆先輩たちの陰の努力を知りましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

だいぶ前のことですが、シニアアドバイザーの佐藤さんから
高校訪問の担当を引き継いだことがありました。

その高校は私立で、進路指導の先生は長く同じ方が担当していて、
佐藤さんが言うには、癖があるけど“キーマン”になる先生とのことでした。

実際お会いしてみると、確かに個性的な方ですが、本学のことをとても信用して下さって、
私が担当から外れた後も、毎年のように良い生徒を紹介していただきました。

いま担当している進路支援においても、同様なことがありました。
ある幼稚園の園長先生から電話をいただき、本学の出身者しか採用したくないので、
希望者がいる時は、求人が無い時でも構わないから連絡が欲しいと言われました。

成績の良し悪しや実技のピアノが得意か不得意かなど関係なく、
本学学生の人柄に惚れているとの理由だそうです。
これも、前任の奥貫さんが、人脈を築いたものです。

多くの学生が専門職で就職するため、進路支援という部署は、
園関係とのつながりが重要になります。
自分もいずれ異動した時には、後任の方が気持ち良く求人先と接触できるよう、
信頼を積み重ねていきたいと思います。

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

提携アパートのご案内

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる