今日の心がけ~職員のスピーチ~
カラスに学ぶ
2019.02.04
イソップ寓話の一つに、「カラスと水差し」という話があります。
旅の中で、喉の渇いたカラスが水差しを見つけて喜びました。
ところが、水差しには少量の水しか入っておらず、
どうしてもクチバシが水面に届きません。
しかし、諦めずに試行錯誤していると、一つの妙法を思いつきました。
それは石を集め、一つひとつクチバシで水差しの中へ落とすという方法でした。
そうして、クチバシの届く位置まで水面を上昇させることで、
カラスは水を飲むことができるようになったのです。
物事は一挙にできることばかりではありません。
一度ではうまくいかないこともあるでしょう。
そうした時にも諦めない心を持って、試行錯誤を続けていく先に
成功があることを、この話は教えてくれます。
行き詰まった時は、周囲にアドバイスを求めることもよいでしょう。
また「何か他に方法はないだろうか」と角度を変えてみることで、
新たなアイデアが見つかるかもしれません。
必ず道はあると信じて、取り組みたいものです。
今日の心がけ◆次の手を試してみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
本学では毎年沢山の行事が行われます。
行事前には、昨年の事務データフォルダを必ず確認し準備していますが、
昨年良かった事、上手くいかなかった事など考えながら事務を進めます。
そこで毎回、行事後に教職員からいただく振り返りアンケートは
自分の目線だけでなく役割担当の目線から見えてくることが沢山あり
とても参考になります。
それをもとに無駄を省いたり、改善したり、新しい事にも挑戦できます。
このように毎年同じ行事でも、
新しく入学してくる学生や人数が違うことを考えながら
本学の行事が少しでもよくなるように、仕事を行いたいと思います。
教務係 田口