今日の心がけ~職員のスピーチ~

小さなことから

2019.01.28

何事も、小さな積み重ねが大きな成果につながるといわれます。
また、小さな変化を見過ごしたことから失敗してしまうこともあります。
Nさんは最近、自宅のトイレの水の出が悪いことに気がつきました。
とはいえ、まったく水が流れないわけではないので「大丈夫だろう」と放置していました。
ところが、自宅に来客がある日の朝、タンクにまったく水が溜まらなくなったのです。
結局、施工業者に修理を依頼しました。
交換されたのはとても小さな部品で、
「この部品が水流をコントロールしているのです」と教わりました。
わずかな異変や小さな変化に気づいたら、疎かにせず、早めに対処しましょう。

◆今日の心がけ◆小事は大事と心得ましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

自分自身で忙しいと感じている時は、
自分なりにものごとに優先順位をつけようとします。

その時にやってしまいがちなのが、このお話のように、
今現在起きている現象が少ないとか、重要だと思えないことを
後回しにして考えてしまうことです。

ですが、自分が今までに経験してきたことくらいでは、
これくらいなら大丈夫とか、あとどれくらいが限界なのかなど、
判断できないことの方が多いはずです。

業務のこととして考えると、自分が専門的に行っていることに対しては、
ある程度の大小の判断はできますが、相手の有ることなどは、
自分だけの考えや都合で重要度の大小を考えて後回しにしてしまうと、
迷惑をかけてしまうこともあります。

生産工場では、ビスが一本見つかると、機械全部の見直しを行ないます。
縫製会社では、針が一本見あたらないと、全員が手を止めて、
その一本を探すそうです。
それは、その小さなものが、もし、抜けていたり混入していた場合、
その一本のビスや針の値段など比べ物にならないほどの賠償や損失が
出ることを予測してのことです。

もしかしたら、何にも影響はない一本かもしれません。
ですが、そこまでするのは、その小さな一本でも大きな意味を持っているし、
何事も「絶対大丈夫!」ということがないからです。

私の行っている業務は、ビスや針のような部品はありませんが、
社会人として、その業務を任された人間として、「もしも」を考えて、
自分だけのことで「小さなこと」と決めつけて判断しないで、
慎重に丁寧な優先順位を決めて業務を行っていけるようにしたいと
改めて思いました。

庶務係 大澤

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