今日の心がけ~職員のスピーチ~
「三日坊主」を続ける
2022.07.08
新しい年を迎えて「今年は一日一善」「毎日愛犬の散歩を続ける」といった目標を立てた人も多いことでしょう。
目標を実行する秘訣は、その決意を日々言葉に出すことです。目につくところに決意を書き記すといった工夫も必要です。
しかし、そうした工夫をしても、実際に継続するのはなかなか難しいものです。
「三日坊主」という言葉があるように、始めてみたものの、4日目には挫折してしまい、そのまま止めてしまった、ということがよくあります。
ここで考え方を変えてみましょう。3日実行して、4日目に挫折しても落胆せずに、また翌日から始めるのです。
仮に、3日実行して、1日休んで、また3日実行することを1年間続けると、274日の実行、91日の休日となります。
これは週休2日より優秀な成績でしょう。
「毎日継続できなかった」ではなく「1年間に274日もできた」と前向きに捉えたいものです。
今日の心がけ:あきらめずに続けましょう
前向きに捉えることは、生来マイナス思考寄りの人間にとっては難しいことでしょうが、ヒトは自らを変える力を持っています。
人生のどこかにターニングポイントがあるとよく言われますが、それを見逃さずに掬い上げられればそれに越したことはありません。
文中にあった、日々言葉に出していくことが良いのでしょう。
さて、あきらめずに続けるとそれは習慣化します。
気まぐれで行わず一所懸命行っていたり、失敗は成功のもとと考え一日一日を精一杯生きるを続けていけばうまくいきます。
これから2年生は就活が待っています。気まぐれたり一喜一憂があったりすると思いますが、進路支援担当としてしっかりバックアップしていきたいと考えています。
出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
以上
進路支援担当 奥貫
そうですね。
小学校の頃から「今度の夏休みの宿題は毎日やろう」と何度、決めたかわかりません。
その都度、前の日になって1ヶ月の天気を友達に聞きにいくことから、課題を夜中までかけて、泣きながら終わらせたことが思い出されます。
ここに言われていることはアタリマエのことですが、それができないのが人間なのでしょうか?
きちんとできる人も多くいますから、そうでもないですね。
そこで思い出されるのは上杉鷹山公の言葉です。
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」
どうしても人は自分が好むものから手を付けてしまいます。
その結果、いくら計画を立てても不得意なものが後に残ってしまいます。
やりたくないからでしょうね。
このことを思い返すと「もう少しあの時やっておけば・・・」というセリフがでてきます。
この時、思い出すのは「水を飲まない馬に水を飲ませるにはどうすれば良いか?」の問いです。
「やらなければ」「やりたい」という状況に自分自身を追い込めば良いのでしょうね。
「石の上にも3年」「継続は力なり」などと言って、他を励ましているように、自分自身も励ましていきましょう。
藤田