今日の心がけ~職員のスピーチ~

困ったお客様

2022.06.25

I社は中古マンションのリフォームを手掛ける建築会社です。
ある日、新規の発注者から突然、大幅な値引きの打診がありました。
今の値段で納得してもらうよう交渉にあたりましたが、頑として首を縦に振りません。
I社の社長は、尊敬する同業の先輩にアドバイスを求めました。
すると、「相手の話をしっかりと聞くこと。お互いの妥協点を見定めて、交渉にあたること。
それでも平行線をたどるなら、思い切って話をお断りしなさい」と言われたのでした。
社長はハッとしました。
一方的に自社の正当性だけを訴えて、実は相手の言い分を聞いていなかったことに気づいたからです。
値引きの打診に至る話をしっかり聞いたうえで、相手の思いを汲み取り、妥協できる金額を再提示すると、先方はあっさり納得してくれました。
さらには、値引き分を別注文で補うことも提案してくれました。
無理難題を言う相手に、主張を貫くことだけが正解とは限りません。
相手の言葉に耳を傾け、心の奥底にある思いを受け止める姿勢も求められるでしょう。

今日の心がけ♦まずは相手の話に耳を傾けましょう

こちらを読みまして、日々時間が作れた時に、yogaを行っています。
yogaを行う中で、最近大切にしていることが身体の声に耳を傾けることを意識しています。
ポーズ中に身体からどんな声が聞こえてきたとしても、まず正そうとはせず、聞いてあげて、受け止めてあげる。
そうしてyogaに取り組むことで日々の生活の中でも、素直に相手の話に耳を傾けられるようになれたらと思い行っています。

話は変わりますが、最近一年生も学校に少しずつなれてきて、学食でもスタッフに声をかけてくれる生徒さんがすごく多いです。

学生の皆さんに対しても、相手の言葉に耳を傾け、どんなことにも真摯に対応し、学食が安心した温かい場所になるよう、日々取り組んでいけたらと思います。

学生食堂 荒井

そうですね。
まず聴くことからすべてが始まります。
人は本質的に自らを主張し、自らを守ろうとするものです。
生きていくために基本的で当たり前のことです。

そこで人は会話をしてある一定の場所に落ち着くようにしていますね。
「聴」は耳と目で相手と心をひとつにするということ意味しています。
つまり、人と人が相対したときには、この「聴く」姿勢が最も重要です。

話してくる人は、話してくる意図がありますから、その意図を十分に組むことが必要です。
この「聴く」ことによって、「合意」が導かれますからね。

学生も実習や就職や友人関係の問題でいろいろと話したいこと、相談したいことがあります。
十分に「聴く」ことをして、学生が心穏やかに学生生活を送れるようにしてあげたいですね。

藤田

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる