今日の心がけ~職員のスピーチ~

共有スペース

2022.06.25

多くの人が共に使用できる場所を共有スペースといいます。
共有スペースでの振る舞いは人によって様々です。

例えば、2018年に開催されたワールドカップでは日本人サポーターがとったある行動が称賛を受けました。
その行動とは、日本チームが勝っても負けても、試合終了後には会場の清掃を行っていたということです。
この行動は、他国のサポーターも真似をしたくなるような良き波及効果へと発展していきました。

反対に、共有の場での行動が周囲の人を不快にさせたり、子どもに悪影響を与えてしまうこともあります。
すなわち、行動一つが共有スペースを良い空間にも悪い空間にも変えるということです。

職場でも、次に使う人のために後始末をするなど、明るい雰囲気つくりをしてはいかがでしょうか。

今日の心がけ◆良き行動を率先しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

荷物を抱えて両手が塞がっているとき、学生が「開けますよー」と言ってドアを開けてくれる事があります。
何気ない行為ですが、とても温かい気持ちになります。
手前味噌ながら、本学の学生の良さはこのようなところにあると以前から思っています。

今回の記事を読んで、ある卒業生の顔が頭に浮かびました。
本学の中庭には立派な落葉樹があり、毎年秋になると落ち葉でいっぱいになってしまいます。
何年か前の学生会の会長が、率先して落ち葉を片付けてくれた日がありました。
彼女の気付きや行動力を、私自身見習わなくては!と強く感じた出来事です。

今、彼女は立派な先生として、子供達の模範となっていることでしょう。
子供は私たちが思う以上に周りを観察し、大人の行動をよく見ているといいます。
また乳幼児においては観察し模倣する事が成長と学習につながると聞きました。
子は親を写す鏡という諺もあります。

私は一職員ですが、少しでも良い手本を示せるよう意識していきたいと改めて思いました。

教務係 寺田

そうですね。
本学の学生は概ねこのように相手への気づきをもって行動できます。
毎年、落ち葉の季節になると学生会の学生が中庭の芝生に広がった落ち葉の清掃をしている姿を見かけます。
そのことによって学生たちも中庭の芝生を楽しんでいます。
この何気ない心遣いはこれから子供の成長をサポートする保育者として重要なことですね。

ワールドカップ会場でのゴミ片付けもこのような日常の延長線上にある行為かもし得ません。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉を思い出しますね。
これは、次の人のために「お互いに守っていきましょうね」という意味でしょう。

共用スペースなどでのマナーでゴミの散らかしだけでなく「他人に迷惑をかけない」というものがあります。
例えば、待合室で子供に対して親が「本を読んでいる人もいるから、なるべく静かにしようね」に対して、「私も子どもがいるから」とやり過ごします。
この時、子どもの面倒を見ている親の様子などから「おたがいさま」の感情が沸き上がるからできることなのです。

子どもの成長をサポートする保育者を養成する本学の教職員は、目の前にあることをキチンと捉え、行動する必要がありますね。

藤田

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