今日の心がけ~職員のスピーチ~
親子の絆
2018.04.12
おかえりと 家に帰ると 書いてある チラシのうらでも うれしいよ
この短歌は小学四年生の男の子が作ったものです。
本来は息子の帰宅を迎えてあげたいのですが、
仕事のためにままならないのでしょう。
その代わりに、チラシの裏に書いた「おかえり」の言葉には、
息子を思う母親の愛情が強く感じられます。
また、子供も母親の温かい声で迎えてほしいのでしょうが、
事情を察して、「おかえり」の文字から、
母親の愛情をしっかり受け止めようとしている様子がうかがえます。
◆今日の心がけ◆今できることに最善を尽くしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
このお話のように、日々の生活や仕事の中で、
何か予想外のことが起きてしまったり、ミスをしてしまったことに
気付いた時には、焦ってしまったり、ミスを隠そうとしたりなど、
まずその状況から逃げることを考えてしまうことが多いと思います。
ですが、その時にその場しのぎでごまかしたり、あきらめたりしても、
実際は何も解決していません。
ということは、いずれまたその事が問題として出てきて、
仕事や生活の流れを止めてしまうはずです。
問題が起きたときに、すぐに全てを解決したり、対処をすることは
出来ないかもしれませんが、それ以上問題を大きくしないとか、
周りに迷惑を広げないようにする応急処置的なことはできると思います。
このお母さんと息子さんの関係のように、
一緒に働いている相手や、仕事の関係でお付き合いのある相手、
一緒に生活をしている相手を思う気持ちがあれば、
迷惑をかけないように少しでも何かをしようと思えるはずです。
その思いやりの気持や、やり取りが絆となっていくのかもしれませんので、
今の自分が出来ることを考えて、少しでも前に進む行動をしていけるように
したいと思いました。
庶務係 大澤