今日の心がけ~職員のスピーチ~
表裏一体
2018.04.06
日々の生活は生い立ちも考え方も違う人との関わり合いで
成り立っています。
それだけに、違う感覚を持った相手の態度や言動が気になるものです。
Sさんは数年来デスクを並べて働くMさんに「資料の完成度が低い」
「毎日大きな声で雑談をして仕事が進まない」など不満を抱いていました。
しかし同僚は、「Mさんは失敗をおおらかに受け止めてくれるから安心できる」
「いつも明るく大きな声のMさんを見ていると元気が出る」
とSさんとは違う印象を抱いていることがわかりました。
自分にとって不快な所作や言動も、他の人には「長所」として
うつっていることがあります。
表と裏をわけるのは、自分の受け取り方ひとつでしょう。
今日の心がけ◆受け止め方を変えてみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
Sさんのように、気がつくことができたなら人は変わることができます。
嫌だな、と思う相手がいても、その人と関わり合いを持つ限り
自分が変わるしかありません。
相手を変えることはとても難しいことだからです。
社会に属している限り、他者とコミュニケーションを取ることは不可欠です。
苦手だなと思う人がいても、その人の短所に感じるところを長所と
受け止められるよう、見方を変えられる心のゆとりを持って
人と接したいものです。
入試広報係 西山