今日の心がけ~職員のスピーチ~
災害時に意識すること
2014.11.21
先日、教室内の暖房機が新しくなり、
その使い方について、事務局長からメールが配信されました。
従来の灯油ファンヒーターがガスタイプに変わり、
立ち上がりや室温上昇も早く、 暖房効率が良いようです。
ただ、燃料が液体から気体になり、
地震等で火の手が上がった際は、 十分に気を付けなければなりません。
これまでも、教室の暖房の“点けっ放し”が問題視されていましたが、
暖房の利用は申請式になり、鍵で管理できるようになったことで、
このことが改善できます。
首都圏直下型大地震は、いつ起きてもおかしくないと言われています。
昨日も体感地震がありました。
東日本大震災の時は、
本学でも当日の夜遅くまで停電が続いた記憶があります。
その教訓を得て、
今は食堂前の自動販売機が緊急時飲料提供ベンダーを備えており、
ライフラインとしての対策が取られています。
災害の規模によっては、学生だけではなく、
地域の周辺住民を受け入れなければならないこともあるでしょう。
先月の防災訓練では、
学生が起震車に乗って地震の揺れを体験する機会がありました。
そのような訓練は、
あくまでも“訓練”であるという意識で行動していると思います。
問題は、実際の災害時にどう動けるかということになります。
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「尊い命を守るために」に
書かれているように、 万全ではなくとも被害を最小限に食い止めるため、
より適切な行動をとれるよう、日頃から意識することを心掛ける必要があります。
今日の心がけ◆防災意識を高めましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周