今日の心がけ~職員のスピーチ~

夜明けの名前

2022.01.31

近年、日本文化に対する関心が高まっています。
来日する外国人の増加と共に、日本語学習者も増える傾向にあるといいます。
日本語を上手に話せるようになったある留学生が「日本語を話していると気持ちがやさしくなる」と言ったそうです。
相手を思いやる心の優しさは、日本語が持つ美しい響きと、細やかな表現に現れています。

『有明の つれなく見えし別れより 暁ばかり 浮きものはなし』

この歌は百人一首を選んだ藤原定家が絶賛した歌です。
「あかつき」は、夜の終わりのまだ暗いころ、
東の空がわずかに明るくなる頃を「しののめ」、
夜明けの空が明るんできたころを「あけぼの」、
朝がぼんやりと明けてくる頃を「あさぼらけ」
と昔の人は使い分けていました。
言葉の学びを深め、美しい日本語を使いたいものです。

今日の心がけ◆言葉の学びを深めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

近年、日本のアニメやマンガが日本の文化として世界から注目されそれがきっかけとなり日本語を学ぶようになった外国人の話を耳にします。

なぜ、これほど日本のアニメが外国人の心をつかむのか?
考えてみると今回に記事につながると思います。

本文にあったように、空模様をひとつとってみても、日本人は細やかな色彩描写を得意とし、
それを表現する言葉が豊富です。

私自身がそういった日本語を使いこなせているかと言われると、正直、自信がありません。
むしろ勉強熱心な外国人のほうが、日本語を良く知っているということもあるでしょう。

そして、『言葉』は人を表すといいます。

特に無意識に会話する時こそ、人柄や品位が表われると感じます。

美しい言葉を母国語とする日本人として、普段からひとつひとつの言葉に意識を置いて話すとともに、本などを活用して美しい日本語を増やし語彙力を磨きたいと思いました。

教務係 寺田

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