今日の心がけ~職員のスピーチ~

母との会話

2022.01.31

 Aさんが久しぶりに友人のKさんと会い、互いの仕事や家族のことを語り合っていた時のことです。
ふとKさんが、自身の母親のことを語り始めました。

 Kさんの母親は、現在八十二歳で少しずつ認知症的な症状も進行し、日々の生活に支障をきたすようになり、施設で生活しているとのことでした。

 週一回は母親に会いに行き、いろいろと話をするそうです。
ただし、昔の話はよく覚えているのですが、最近のことはすっかり忘れてしまっているのです。

 「お母さん、そのことは前にちゃんと話したでしょう。覚えてないの?」と厳しい言葉で接してしまいます。
その際、母親は悲しそうな顔になります。

 母親の表情を見たKさんはハッとしました。<これではいけない。
今の母親をそのまま受け入れてあげなければ…>と思い、その後、同じことを聞かれてもそのまま聞き入れ、懇切丁寧に話をするようになったといいます。

 実は、友人と同じ境遇だったAさん。
何かと母親に冷たく接していたことを反省し、母親の言葉に心から耳を傾けるようにしています。

今日の心がけ◆あるがままを受け止めましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より

 同じようなことが始まったと感じることがあります。
何回も聞いたよと言ったり言われたり。
あれどうしたっけとか、どうだったっけと曖昧になります。
始めのうちは微妙な空気になることが多かったですが時間をかけてみんなで受け入れれたり受け流せるようになったと思います。

 話を聞けなくなったら終わりになりますので気をつけて受け止めれるようになりたいです。

事務局係長 田中淳一

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