今日の心がけ~職員のスピーチ~

「食」と向き合う

2021.12.24

「食育」という言葉があります。
平成十四年に当時の小泉純一郎首相が、知育、体育、徳育に加えて「食育」の大切さを主張し、その三年後に「食育基本法」が成立したことを記憶している大もいるでしょう。
新しい言葉のようですが、実は、明治時代の料理小説『食道楽』の中で、村井玄斎という作家が、「先ず知育よりも体育よりも一番大切な食育のことを研究しないのは迂闊の至りだ」と「食育」の大切さを指摘しています。
日本人の食卓事情を見直すと、生活習慣病につながる肥満者や低栄養傾向の人の割合が増えるなど、今日ほど食のバランスが崩れている時代はありません。
その意味では、食育は決して子供だけでなく、すべてのライフステージの人々にとって、生きる力を育んでいくものです。
健全な食生活とはどのようなものか、何を誰と食べるかなど、自らがきちんと考えて、選択する力も養わねばなりません。他人事ではなく、自分のこととして、改めて「食」と向き合ってみたいものです。

今日の心がけ◆食べることを大切にしましよう
(「職場の教養」社団法人倫理研究所より)

健康な暮らしを送るために食育を学ぶことは大切とされています。

子どもの頃から適切な食育を受けることで、栄養バランスやマナーといった、食に関する基本的な知識と実践力を身に付けることができるそうです。
また、年齢によって学ぶポイントがあり、未就学児への食育では、食べる意欲をもたせることがポイントとなります。

食事は、栄養の観点だけでなく、生活リズムの安定のためにも重要です。
小学生への食育では、基本的な食習慣を整えること、食事のリズムやマナーを教え、ときには、料理や配膳などを手伝わせるのもおすすめのようです。
中高生への食育では、食生活の重要さを理解してもらいます。
勉強や遊びで、生活リズムが狂いがちになる中高生も少なくありませんので、正しい食生活は、健康的な生活には欠かせないと知ることが大切です。

近年では、ジャンクフードが気軽に手に入り、高カロリーで低栄養の食べ物が安価で手に入ります。
それに加えて糖や塩、小麦粉などは白く生成さてたものばかりが、溢れています。

販売されている食べ物の多くは、商品が悪くならないように防腐剤が使われている為、腐りにくいとされていますが、寿命を縮めるともいわれています。
口に入れるものには、なるべく気を付け寿命を延ばせるようになるべく健康には気を配りたいと思いました。

入試広報 荒井

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