今日の心がけ~職員のスピーチ~

「人生のフルスイング」

2021.09.01

プロ野球の夏の風物詩といわれるオールスターゲーム。
今年は13日に大阪、14日に熊本で開催され、選ばれた選手たちがファンに夢を届けてくれます。

4月に亡くなった鉄人・衣笠祥雄氏は、偉大な記録と足跡を残し、ファンに夢を届けた一人です。
プロ6年目の昭和45年から骨折をしてもグラウンドに立ち続け、昭和32年には連続試合出場の世界記録を更新しました。

「フルスイング」が代名詞の衣笠氏。3振を喫しても、その後に放つ大きなホームランとのギャップに周囲は圧倒されました。

昭和50年のオールスターでは、山本浩二氏と2者2打席連続ホームランを放ち、ファンを釘付けにしました。
自身のフルスイングを貫く姿勢を衣笠氏は、「それが僕の野球の原点だから」と語ります。

野球を始めた頃から、〈ボールを思いっきり打ったらどこまで飛ばせるだろう〉と考えながらプレーを続けてきたことを振り返っています。

仕事に慎重さは大切ですが、失敗を恐れていては意味がありません。
フルスイングの働きは、たとえ失敗しても周囲に夢や感動を届けられるはずです。

 
  今日の心がけ:全力の働きで感動を与えましょう
  (『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

「人生のフルスイング」について、今までの自分を振り返ると空振りに終わっていることばかりです。

恥ずかしながら、私の人生初のフルスイングである高校受験では、第一希望の高校に入ることができず、失敗に終わっています。
努力が足りなかった結果ではありますが、この失敗をきっかけに私のマイナスな考え方が始まりました。

マイナス思考は良いことではありませんが、この失敗で、”人生は希望どおりにならない”ということを体験し、”自分に与えられた場所で人生を進めていくしかない”ということを学びました。

私たちの一生は100年も満たない短い人生です。
生きている短い時間をただ何となく過ごしてしまうのはもったいないです。

過去に戻り失敗をやり直すことはできないですし、未来へ先回りすることもできません。
今のこの時しか存在できないので、今、自分がここにいることや側にいる人たち、目の前にやるべきことがあることに感謝し、何事にも自分の持つ全ての力で向き合うよう心掛けています。

今まで生きてきた時間より残りの人生の時間の方が短くなってしまった今の私には一日一日、その時その時がとても大切です。

今の私にできることは、今私が置かれているこの場所で、飛んできた球(仕事)をフルスイングするだけでなく、場面に応じて学生に寄り添い、学生の目標達成に向けしっかりとサポートできるよう全力投球を貫いていきたいと
思いました。

実習指導担当 栗原
  
  

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

提携アパートのご案内

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる