今日の心がけ~職員のスピーチ~

名付けの式

2021.08.27

Tさん夫婦に待望の長男が誕生し、命名書を作成することになりました。
命名書を書く準備を進めているうちに、「お七夜」という儀式があることを知りました。
「お七夜」では、子供に名前を付ける命名式を行ない、名付けた名前を掲げるために命名書を作成します。
誕生から七日目を迎え、Tさんは、子供の幸せを祈りながら名前を書き上げました。
改めて〈親になるのだ〉という実感が込み上げてくるのを感じました。
そして〈自分が産まれた時には、両親も同じように幸せを祈ってくれたのだろう〉と想像し、自分の名前を大切にしようと思ったのです。

◆今日の心がけ◆親の思いを知りましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

以前のスピーチでもお話させていただきましたが、私の名前は、父が好きだった歌手の方のお名前を付けたと聞きました。

最初は「適当か・・・」と思いましたが、私が母のお腹にいた時から産まれた時の話を父から聞きました。
私の名前は適当ではなく、私の誕生を待ち望んで、父と母の子として産まれたことを喜んでくれて、祖父母を交えて一生懸命付けてくれた、大切な名前なのだと感じました。

この年まで生きてきて、もうどうでもいいやと投げやりに思うこともありました。
その度に、その話を思い出し、父や母が命がけで産んで育ててくれたことを思い、ちゃんと生きようと思い直しています。

最近は、思い込みや逆恨み、自分のダメさを周囲のせいにするなど、自分の身勝手な理由で他人を傷付けたり、命を奪う事件が増えているように感じます。

学生や若い方たちは、まだ親の思いを知る機会がなかなか無いかもしれません。
しかし、知ることができるのなら、ちゃんと聞いて、受け止めて、思いを無駄にしないように、自分自身を大切にしてほしいです。
そして、自分は一人で生きているのではなく、色々な人に支えてもらい、優しさや思いやりの心をもらい、無事や成功を祈ってもらって成長してきているのだということを知って、その思いを返すように、周囲の人も大切にしてほしいと思いました。

庶務係 大澤

 

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