今日の心がけ~職員のスピーチ~
落ち込んだ時には
2021.08.20
失敗をして、〈何をやってもうまくいかない〉と落ち込んだり、気持ちかぶさいでしまったりする経験は、誰にでもあるでしょう。
そのような場合の対処法は、人それぞれに異なるようです。
例えば、「誰かに話す」「美味しいものを食べる」「買い物をする」「趣味に没頭する」「とにかく寝る」「散歩する」などが挙げられます。
Kさんは、落ち込んだ時には「書く」ことにしています。
紙とペンがない時は、携帯電話のメモ機能を使います。
落ち込んでいる状況や今の気持ち、マイナスの感情など、自分の中に溜まっているものをすべて書き出します。
誰にも見せないため、遠慮なく書きます。
「書く」ことで自身を客観的に見られるため、小さな物事にこだわっていることに気づいたり、日頃どれだけ周りの人に支えられているかを知ることができ、感謝の念が湧くといいます。
自分の中の思いを吐き出して、心の中を空っぽにしたら、あとは良いものをどんどん取り込むだけです。
そして、前向きな気持ちで次に進んでいきます。
今日の心かげ◆自分の気持ちを書き出してみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
落ち込むということは本気で頑張っている証拠だと思います。
頑張っていた分、成果が出なかった時のショックは大きいです。
私の場合、落ち込んだり、悩んだ時は、信頼のできる人に、自分が落ち込んでいる原因や悩みを話します。
職場の人や母、夫や友人、時には子ども達だったり…悩みの内容によって相手は変わりますが、話すことで自分の気持ちや考えが整理され、話すとスッキリし前向きな気分になれます。
そして、元気が戻ったころに、聞いてくれた人に感謝をします。
もしその人が落ち込んだ時は、私が話を聞いてあげたいと思います。
もう一つは、今日の心がけにもあったように、私も書き出しています。
紙に書きだすというよりは、携帯のメモの部分に自分の中の感情を打ち出しています。
そうすることによって少しスッキリとした気持ちになります。
仕事でも園や学生とのやり取りをメモをしたり、記録に残すと安心する気持ちになります。
書き出したり、記録に残すことで、なぜか前向きな気持ちになったり、安心できます。
また、無心になって掃除機をかけたりもします。
「部屋の乱れは心の乱れ」と言われますが、部屋が綺麗になると心もスッキリしますので、私なりに落ち込んだり、悩んだ時の対処法を試しています。
学生も色々な悩みを抱えています。落ち込んでしまうのは、一生懸命頑張っている証拠ですので、頑張ってる学生を褒めてあげたり、心を許して話せる存在になりたいと思います。
実習指導係 林