今日の心がけ~職員のスピーチ~
質と量
2024.12.04
仕事において、「質と量」どちらを優先すべきでしょうか。
どちらも大事なことですが、やはり質にこだわりたいものです。
長い目でみれば、質の高い商品やサービスを生み出すことが、信頼につながるからです。
ただし、質を高めるためには量が必要なことがあります。
たとえば、人気商品を生み出すためには、たくさんの試行錯誤が不可欠です。大量に生産して検証した結果、
品質の向上が実現することもあります。
技術や知識を学ぶ際も質が大事です。とはいえ、「量げいこ」という言葉があるように、一定の技術を身につけるためには、
できるだけ多くの経験を積むことが大切です。
注意したいのは、量をこなしながらも質を意識することです。
どんなに大量の仕事をこなしても。全てが雑であったり、進歩がないままであったりしては、成長はありません。
一つ一つを丁寧に、より良い商品やサービスを実現しようという心を込めることで、質が向上していくはずです。
今日の言葉◆質にも量にもこだわりましょう
(『月刊朝礼』より)
質はどうしたら高まるのか?
量はどうしたら増えるのか?
私は、質は量によって作られていると考えます。
例えば、できないことをできるようになるためには、練習が必要であり、1回や2回より3回、4回と繰り返し練習や経験を
重ねることで精度(質)が上がると考えます。
但し、練習を重ねる(量をこなす)といっても何でも何回でもやれば良いということではなく、いろいろなやり方を考え・見極め
数多く熟さなければ質に繋がらないと思っています。
やり方や考え方を改善しないで繰り返すのでは、質は変わないし、量も増えることはないでしょう。
ベースを見直し、改善していくことで、スムーズなやり方となれば自ずと量も増えていくと考えます。
質のために量があって、量のために質があり、今の自分の業務内容においても、量と質を考え、改めて見直すことで
数多く熟さなければならないことと、質が兼ね備えた業務になるよう、質と量にあえて拘り努めて参りたいと思います。
実習指導係 栗原