今日の心がけ~職員のスピーチ~

案ずるより産むが易し

2024.07.17

 職場において改善すべき事柄であっても改善せずに現状に甘んじてしまうことがあります。
 例えば、部署内のルール、会社全体の仕組みや風土など、様々な部分で見られるでしょう。
 改善や改革が進まない原因の一つとして、現状を好む人間の性質が挙げられます。変化がおきる際には、どうしても不確かなことやリスクが発生するため、
それを避けようとして無難な現状維持を選択してしまうのです。
 新しい物事に対する嫌悪感も、改善案がなかなか受け入れられない理由になっているのかもしれません。多少の不便があっても、慣れ親しんだものであるが故に、現状のほうが心地よく好ましいと感じてしまうことがあるものです。
 価値観、物事の捉え方、仕事のあり方、技術など、日々、変化や進歩をしているものは多々あります。状況に応じて変えるべきタイミングを見て、今だと
思ったらすぐに実行に移してみましょう。

今日の心がけ◆改善策を実行に移しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 

 今までやってきている事柄も、過去より改善され、よりよい形になってきたのだと思います。しかし、時代の変化、学生の変化、大学の状況を踏まえ、常に考えていなければならないと感じます。
 今、全教職員で取り組んでいる様々な検討は、まさにこれに当たると思います。なかなか物事を変えるのは時間も労力も必要ですが、今回のようなきっかけや、年度替わり、教職員の入替、部署の変更などといったタイミングで普段から考えていけると、必要なことに気づいたり、新たなものに変えやすいと思います。
 現状を把握し、問題点を見つめる時間を設けるようにし、改善すべきことを見極める。新しいことに前向きに取り組み、メリットデメリットもきちんと
確認した上で、実現できる最善の形で改善していけるようにしたいと感じました。

教務係 相馬

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