今日の心がけ~職員のスピーチ~

物との卒業式

2024.04.24

 Sさんは、念願のマイホームを購入し、転居の準備を進めています。新しい家具が揃いはじめ、今まで使っていた物は次々に処分していきました。
 そのような中、学生時代から使っていたテーブルを手にすると、様々な想いが蘇ってきました。受験勉強の時に、寝る間も惜しんで向かっていたこと、テーブルを囲んで友人たちと談笑したこと等が、次々と脳裏に浮かんだのです。
 <このテーブルは、いつも間にか自分の生活の一部となっていたのだな>と思い、隅々まで磨き、きれいな形で手放したいと感じたのです。
 きれいに拭いたテーブルに、<今までありがとう>と感謝して処分し、マイホーム用に購入したテーブルを<より大切に使っていこう>と決めたのでした。
 私たちの生活は物に支えられています。それらがあるからこそ、日常生活を不自由なく送れることを、忘れてはならないでしょう。
 購入した物を大切に扱うことはもちろん、長い間、お世話になった物に対して、感謝を込めて処分することの大切さを嚙みしめたSさんでした。
 
今日の心がけ:身の回りの物に心を向けましょう
出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)


 どなたにも大切なモノ、壊れても思いを断ち難いモノがあるでしょう。私の場合は長年、左手首で一緒の時を刻んだ腕時計でした。
 さて、この年度末、思いきって断捨離をしました。机上の『行くかもしれない』『いつか行きたいと思う』といった旅関係の地図や写真、ガイドブックやパンフレットを処分しました。片付けた効果として、気分が刷新されました。
 モノを大切に扱うことはとても大事なことです。捨てるときは「今までありがとう」と心の中で念じながら、使う時はいつでも感謝しながらいきたいと思います。

進路支援担当 奥貫

私たちは、様々な物にお世話になって生活しています。生活を支えてくれてありがとう、生活を豊かにしてくれてありがとう。
身の回りの物に目を投じると、改めて感謝の気持ちを持ちますね。

学長 小澤

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