今日の心がけ~職員のスピーチ~
幕張の安打製造機
2024.04.24
平成五年にドラフト七位で千葉ロッテマリーンズに入団した福浦和也氏は、一昨年に通算二千本安打を成し遂げ、昨年、現役を引退しました。
後輩の選手たちは福浦氏について、「野球に対する姿勢や試合前の準備が模範になる」「プロ野球選手のあり方を学ばせてもらいました」と尊敬の念を抱いています。地元のファンからは、「幕張の安打製造機」と呼ばれていました。
福浦氏は、試合や練習の前の準備を念入りに行なっていました。準備には、大きく分けて、心の準備と物の準備があります。
心の準備とは、これから起こりうる事態を予測し、それを受け止める気持ちを持っておくことです。物の準備とは、必要な物をしっかりと揃え、それを使う態勢を整えておくことです。
日頃から準備を怠らず、やるべき時は一気呵成に全力を尽くすと、いつの日か大きな成功に結びつきます。福浦氏にとっては、二十六年にわたってバッドを振り続けた、二千本安打だったのでしょう。
今日の心がけ◆準備を万全に整えましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
普段の準備では、使うものの用意や関係者への依頼などやっておかなければならないことは必ず行います。それに加え、不測の事態のために、あらかじめ予備も用意したりスケジュールに余白をもたせたり、代案を用意しておくなど、余裕を持った準備もできるようにしたいと考えています。
新年度が始まったところですが、今年もあまり余裕がないままばたばたとして迎えています。日々、もう少し考えられたら良かったと思う瞬間や、当日に急遽対応することも出てきています。その都度、周囲にも協力していただいて対応ができるので、大きな問題にはなっていないと思うのですが、これも事前の準備でもっとできることがあったのだと感じます。
もちろん、当日までに出来る限りの準備は行い、滞りなく物事が進むよう努めたいですし、それでももし何かあった場合は、その時に速やかな判断や行動ができるような態勢でいられるようにもしたいと思いました。
教務係 相馬
何事も万全な準備と柔軟な対応性で、物事ほぼ成功に導くことができます。
常に心がけたいことです。
学長 小澤