今日の心がけ~職員のスピーチ~

これからやるべきこと

2024.04.03

東日本大震災から丸九年を迎えます。
震災直後、自分にできる支援を模索したり、無駄なエネルギーや資源の浪費を抑えようと、ライフスタイルの改善に取り組んだ人も多いでしょう。
ところで、現在はどうでしょうか。

当時、Aさんは仕事が多忙で、被災地に直接赴いての支援ができませんでした。
そのため、教育支援金の寄付を少額ながら、毎月続けてきました。
当初から〈支援は十年続けよう〉と決めていて、現在も支援を継続しています。

全国でも著名なある神社では、毎朝、「大祓詞」という祝詞を三度唱え、被災地への祈りも捧げてきました。
これからも同様に取り組み続けるそうです。
ある家庭では、災害に備えて、自分たちの身を守る最低限の備蓄として、二週間分の食糧・燃料・水などを保管しています。

被災地へ思いを馳せつつ、爪痕を風化させることのないよう意識を持ち続けましょう。
また、自然災害は必ず起こるものであるとの認識に立ち、フットワークよくあらゆる手が講じられるよう、日頃から防災への意識を高めたいものです。

◆今日の心がけ◆自然災害への意識を高めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

東日本の震災の時は、被災地に大切な友人がいたため、連絡が取れるまで心配で体が震えたことを思い出しました。
連絡が取れてホッとして泣いたこと、それからも余震が続いて心配だったり、自分自身も怖くてお風呂に入れなかったことも思い出しました。

しばらくの間は、職場でも震災や防災の話をよくしていて、実際に防災グッズを検索したり、食糧や飲料を備蓄したり、私だけではなく、みんなが関心を持っていました。
ですが、備蓄していた食糧や飲料の賞味期限が切れた頃には、記憶も薄れ、話題にもならなくなり、備蓄の補充もしなくなりました。

日々色々なことが起こっているので、関心が薄れてしまうのは仕方がないのかもしれませんが、今年の元旦に、また、大きな地震が起きて、沢山の人が辛い状況になってしまったことで、当時のことを思い出し、再び災害について考え始めました。
今回の被災地にも、私は大切な友人がいます。
とにかく無事で逃げてと言うしかできませんでした。
かけつけてあげることも出来ない、そんな無力な自分を思い知らされました。

自然災害にもう大丈夫は無いんだと、改めて怖さを実感しました。
このお話を読んで、これからやるべきことを考えた時に浮かんだのは、仕事や防災のことは勿論ですが、それよりもやっておきたいことは、大切な人や動物と話をしたり、一緒に何かをしたり、そんな時間を大切にすることでした。

いつ災害が起こり、そんな平凡だと思っていることができなくなったり、会えなくなってしまうかもしれないなら、今、これからはそんなことを大切にしていきたいと思いました。

庶務係 大澤


そうですね。
「天災は忘れた頃にやってくる」は、寺田寅彦博士の言葉で有名です。
今回の能登半島での地震災害もまさか元旦の日に起こるなどとは誰が想像したでしょう。

このような大惨事は決して忘れてはならないことですが、自分だけは・・・といった思い込みがあります。
いつ、どこでも、誰にでも降りかかって来るのが禍です。
惨事は自然災害だけではありません。

戦争や事故など人為的なものもいつどこで起こるかわかりません。
はっきり言って、備えるすべもないというのが本当のところです。
ウクライナやガザ地区の惨状やクルドやロヒンギャの迫害された難民の問題なども。

これから地球全体がどのようになっているかはだれも予想できないでしょう。
少なくとも人為的な事柄だけは避けなければなりません。
自然災害も人為的なものによって引き起こされているのが残念です。

藤田

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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