今日の心がけ~職員のスピーチ~
「ミスを減らす」
2024.03.04
中途で入社したМ氏。
業務に慣れ始めたころ、仕事でミスをしてしまいました。
二人のお客様に、連絡事項を伝えなければいけないところ、一人にしか連絡をしていなかったのです。
連絡の漏れたお客様から電話で尋ねられて、連絡ミスが発覚したのでした。
日頃、上司から「どのようなことにも、細心の注意を払い、革新をもってチェックするように」と言われましたが、実行ができていませんでした。
Мさんは〈連絡ミスが起きた原因は、チーフと正対していなかったからだ〉と気づきました。
チーフが年下であったため、業務を指示されても、〈自分のほうが分かっている〉と思い、軽んじていたからでした。
そこで、今まで座ったまましていた挨拶を丁寧にしようと思ったのです。
翌朝から、チーフの席の前へ行き、向かい合って挨拶をするようにしました。
すると、それまでのわだかまりが解けて、すっきりした気持ちになったのです。
次第にミスが少なくなり、Мさんはチームの中で頼られる存在になったのです。
今日の心がけ♦些細な事にも注意を払いましょう
ミスは誰にでもあると思いますが、ミスをした時にどうするか?が大切だと考えます。
ミスをしたことを隠しごまかす人、素直に伝え謝罪する人、、、その行動一つでその人の人柄が分かる気がします。
まず、私自身が人からかけて頂いた言葉を素直に受け止め、聞き入れ、いつも自分自身を振り返ることを徹底して今年は取り組んでいこうと思います。
四月から、新年度を迎え新一年生が入学します。
学食を利用してくれる学生が一人でも多くなるよう、悪性さんに対しても、ミスをすることがないよう、些細な事にも注意をして、学生さんに接し、二年間より良い学生生活を過ごせるよう、つとめたいと思います。
食堂 松浦
Mさんのような失敗はだれしも経験したことがあると思います。
自分自身で相手を判断し、それによって態度を変えた対応をすることです。
残念ながらそのような考えで行動していいる人に成長は望めません。
しかし、人は地位や年齢、経験など他者と比較して自分の行動を決定することが多く見られます。
残念ながらそのような人には、意外と受容力が欠けている場合が多く、他者の注意にも理解できないこともあります。
そのような人が変わるためには、自身が失敗に気付くことが必要となります。
とはいえ、この自分の過ちに気付くことは本当に難しいことです。
ですから、自分の過ちに気付かないままですから謝ることもできません。
失敗をキチンと謝ることができる人は日頃から失敗は少ないのですから。
かつてはこのような失敗には先輩や上司が注意(叱責)をしてくれたものです。
近年では至る所でハラスメントがあまりにも飛び交い、注意する側も臆病になります。
TVで「上司が全部やってくれるからやりがいがない」という若者の驚きのコメントがありました。
このような時代だからこそ、主体的に行動し、自身で行動をひとつ一つ検証しなければなりません。
注意や叱責をしてくれる人が少なくなった現在、自分を鏡に映し、自らを変容させることが必要ですね。
できれば、自身のメンターとなってくれる人を探してみるのも良いでしょうね。
藤田