今日の心がけ~職員のスピーチ~

「混合チーム」

2023.05.31

 夏の全国野球選手権大会が開催され、兵庫県阪神甲子園球場では連日、球児たちが熱戦を繰り広げています。
 1931年に開催された第17回大会には、当時、日本統治下にあった台湾からの代表として、台南州立嘉義農林学校が日本人との混合チームで出場しました。
一丸となって戦ったチームは、準優勝を果たしました。

 私たちの職場にも、普段、異なる部署や役割で働く人々が協力して当たる業務があるでしょう。
当然、仕事の進め方に違いが生まれますが、互いが慣れ親しんだやり方に執着するとスムーズに仕事が進まないものです。
 この時大切なことは、業務の目的を全員がしっかりと認識しその達成のために自分に何ができるかを意識することです。
これまでの自分のやり方が有効な場合もあれば、他部署の人から学ぶ場面もあるでしょう。
 それが、今まで知らなかった仕事のノウハウを知り、自己を成長させるチャンスとなるのです。

今日の心がけ♦互いの良さを認め合いましょう

いつもと同じように、決められた通りに物事を進めることも大事です.
しかし、新しいメニューが増える時など、何か変化があるときには、何をどうやったら効率よくできるかなど、みんなで意見を出し合います。
そうすることで、よりスムーズに仕事が進むようになるし、チームとしても団結力が強くなるんじゃないかとおもいます。

食堂 竹島


そうですね。
嘉義農林高校の話は映画にもなったそうです。
当時ですから、台湾人、先住民族、日本人の混成チームであったことからもたいへんな苦労もあったことと思います。
しかし、決勝戦までいったのですから素晴らしいチームであったことは間違いありません。

仕事でも何でもすべて人が集まる所では協力、協調、相互理解が重要となります。
集まった人はそれぞれに背景や文化を異にしますから、お互いにお互いを理解し合うことが重要となります。
ちょうど社交ダンスを踊るペアのように、相手が前に出れば、自分は後ろに下がる、相手が左に動けば自分も添うように右に動くというように。

一定の距離をとりながらスピードや動きを合わせることが重要です。
もちろん相手に合わせるだけではなく、自分もリードしなければなりません。
その折に大切なことは円滑なアサーティブ・コミュニケーションです。

「人を見て法を説け」と言われるように、常に相手をよく理解したうえで行うことが大切です。
このように他者を通して学ぶことが多くありますから、なおさら他者との共同で行うことは大切にしたいですね。
学生に対するときも同じですから、「教えることで学ぶ」姿勢を大切にしていきましょう。

藤田

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