今日の心がけ~職員のスピーチ~

当たり前

2021.03.19

Kさんは出張や旅行で、アジア各国、ヨーロッパ、南北アメリカと、これまで様々な国や地域に足を運んできました。
 そのたびに感じることは、<日本は本当に恵まれた国だな>ということです。
犯罪がないわけではありませんが、夜中に出歩くことができ、水道水を当たり前のように飲むことができます。
 至る所に二十四時間営業している店があり、食料も、生活に必要な物も、すぐに手に入るのが現在の日本です。
 しかし、海外から戻って時間が経過すると、この「恵まれた状態」を当たり前に感じてしまう自分がいることにも気づいていました。
 人は恵まれた環境に長くいると、様々な物事への感謝の心が薄らいでしまいがちです。
多くの人や様々な物によって<生かされている>という思いは、生きる気力ともなるでしょう。
 当たり前のことを、当たり前と思わず、生活したいものです。

今日の心がけ◆当たり前のことを見直してみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 現在、住むところがあり、食べるものに困ることもなく、安全に暮らせています。

辛いことや苦しいこともあり、それに日々翻弄されたりもしますが、生命の危機を感じることはなく、恵まれていると思います。
それは、自分より大変な環境にいる人のことを聞いたり、海外の様子をテレビなどで見たりすることで、ふと気づかされます。

 最近では、震災で被災された方をテレビで見ました。
ちょうど10年経ちましたが、当たり前だった生活が崩れ、いまだにその爪痕は強く残されていました。
日本の中でも当たり前の生活ができない人もいて、当たり前は突然に変わってしまうことを改めて感じさせられました。

 普通に生活ができている現状を当たり前と思わず、また、当たり前に生活ができるのはまわりの多くの人や物によるものだということを忘れずに、生活していきたいと思いました。

教務係 相馬

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