今日の心がけ～職員のスピーチ～

朝礼をレベルアップ

本誌を発行する倫理研究所が提案している朝礼は、「連絡・報告の場」で終わらせず、「教育の場」としても活用する「活力朝礼」です。
次の五つのポイントに要点を置きつつ、段階を踏むことで、毎朝の朝礼のレベルアップにつながります。
①「調和」姿勢や所作を揃えることで、全体の調和を目指します。
②「タイミング」間を引き締め、テンポよく進行させることで活力を高めます。
③「集中」発声や、リーダーが正面に立った際に、全員がリーダーと正対するなど、一つひとつの行動に集中することで、メリハリのある流れが生じます。
④「洗練」基本の型に徹し続けると洗練された空気が醸成されます。
⑤「独創」基本を踏まえた上で、職場環境に応じてメニューを構築していきます。
朝礼のみならず、日常の業務においても、基本を疎かにしてレベルアップを目指すことは困難です。
まずは、基本の姿勢・挨拶・返事に磨きをかけることが、洗練した朝のスタートにつながります。

今日の心がけ◆基本に磨きをかけましよう
（『職場の教養』：一般社団法人倫理研究所より）

同じ仕事でレベルを上げていくのは、より難しいことができるようになっていくことと考えがちですがそうではありません。
技術を高めることも当然大切なことですが、もっと大切なことは「どんな時でも当たり前のことが当たり前に徹底的にできる」ということです。
どんなことでも初心者は基礎から身につけていき、基本ができるようになり、難しいことテクニカルなことへと進んでいきます。
難易度が高いことができるようになっても、基礎・基本をおろそかにしません。
どんな職業でもどんなスポーツでも基本中の基本は、挨拶や掃除、整理整頓、思いやりや気遣いなど「人として当たり前のことがちゃんとできるか」です。
そういうことがおろそかな人に一流の人はいません。
当たり前のことを徹底的に磨いていきたいと思います。

入試広報　荒井