今日の心がけ~職員のスピーチ~

パンポン

2020.04.03

 今日は体育の日です。
スポーツに親しみ、健康な心身を培う国民の祝日として、各地で運動会やスポーツのイベントが行なわれます。

 企業でも運動を奨励していますが、特定の企業が地域だけで行われているスポーツがあります。
その一つが、茨城県日立市で始まった「パンポン」です。

 大正十年頃、創業間もない日立製作所日立工場では、従業員が休み時間にキャッチボールを行なっていました。
しかし、ボールで建家のガラスを壊すケースが多く、工場内でのキャッチボールの範囲が限定されたのです。

 そこで、地面に線を引いてコートを作り、廃材の板切れで、ゴムボールを打ち合うようになりました。

 昭和四年、工場長の高尾直三郎氏が「パンと打ってポンと弾む」ところから、「パンポン」と名付けました。
その後、正式なルールが制定され、今日に至ります。

 現在でも日立市では、小中学校のクラブ活動や子供会の行事、「日立市パンポン大会」が行われるなど、誰でも楽しめるスポーツとして親しまれています。

今日の心がけ◆地域の特色に注目してみましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より

 木の板で作られた「ラケット」と同じく木製の「ネット」で行うテニスと卓球に似た球技で、軟式テニス用のゴムボールを用いる。
限定された中で出来たスポーツです。

 私たちも新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために限定された中でもやれることをみんなで考えたいと思います。
そしてアイデアを出し合い工夫しながら頑張りたいと思います。

事務局係長 田中淳一

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