情報公開
この教育情報の公開は、学校教育法施行規則第172条の2に基づき、埼玉純真短期大学の教育情報を公開するものです。
- 大学の教育研究上の目的及び学校教育法施行規則第165条の2第1項の規定により定める方針に関すること
- 教育研究上の基本組織に関すること
- 教員研究実施組織、教員の数並びに各教員が有する学位及び業績に関すること
- 入学者の選抜に関すること
- 入学者の数、収容定員及び在学する学生の数、卒業又は修了した者の数、進学者数及び就職者数その他進学及び就職等の状況並びに外国人留学生の数に関すること
- 授業科目、授業の方法及び内容並びに年間の授業の計画(短期大学設置基準第5条の2第1項により当該短期大学が自ら開設したものとみなす連携開設科目に係るものを含む)に関すること
- 学修の成果に係る評価(連携開設科目に係るものを含む)及び卒業又は修了の認定に当たっての基準に関すること
- 校地、校舎等の施設及び設備その他学生の教育環境に関すること
- 授業料、入学金、その他大学が徴収する費用に関すること
- 大学が行う学生の修学、進路選択及び心身の健康等に係る支援に関すること
- 教育上の目的に応じ学生が習得すべき知識及び技能に関する情報
- 財務情報・寄附行為・役員一覧・ガバナンスコード等
1.大学の教育研究上の目的及び学校教育法施行規則
第165条の2第1項の規定により定める方針に関すること
教育研究上の目的
埼玉純真短期大学は、教育基本法に則り、学校教育法の定める短期大学として、学術の理論及び応用を研究教授すると共に、純真学園建学の精神に基づき、健康にして良識ある人格高き社会の指導的人物を養成し、地域の発展に寄与することを目的とする。
[埼玉純真短期大学学則 第1条(目的及び使命)]
2.教育研究上の基本組織に関すること
3.教員研究実施組織、教員の数並びに
各教員が有する学位及び業績に関すること
職階別教員数
学科名 | 専任教員 | 非常勤教員 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
こども学科 | 教授 | 准教授 | 講師 | 助教 | 計 | 非常勤講師 |
5(2) | 4 | 1 | 4 | 14(2) | 17 |
(令和7年4月1日現在)
※1( )内は週3日以上勤務の特別任用教員
※2 専任教員と非常勤教員の比率は2:3
※3 専任教員男女の比率は1:1
年齢別教員数
学科名 | 専任教員 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
こども学科 | 60歳以上 | 50~59歳 | 40~49歳 | 30~39歳 | 20~29歳 | 計 |
2(2) | 4 | 2 | 4 | 0 | 14(2) |
(令和7年4月1日現在)
※( )は週3日以上勤務の特別任用教員
大学教員一覧
教授 | 加藤房江 塚越亜希子 布施由起 金子智栄子 山畑昭司 |
---|---|
准教授 | 片口 桂 金 美珍 髙橋 努 三友玲子 |
専任講師 | 眞柄絵里 |
助教 | 浅野 瞳 小川弥輪 瀬戸 奏 山田耕平 |
本学公式Webサイトの「教職員紹介」のプロフィールに掲載しておりますので、そちらをご覧ください。
4.入学者の選抜に関すること
入学者の選抜等について
2.合理的配慮の提供に関する対応方法
5.入学者の数、収容定員及び在学する学生の数、卒業又は修了した者の数、
進学者数及び就職者数その他進学及び就職等の状況並びに外国人留学生の数に関すること
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)
本学は、建学の精神である「気品」「知性」「奉仕」の精神が備わった人間性豊かな人材の育成を理解し、幅広い教養と高い専門知識や技術を身につけ、社会に貢献しようとする意欲ある人材を求めています。
【基礎的知識・技能】
未来の自己実現に結びつく知識や技能を持ち、高等学校卒業程度の学力を有している。
【思考・判断・表現】
子どもを取り巻く事象を多面的にかつ深く考えることができ、分かりやすく説明することができる。
【主体的学習態度】
子どもの保育や教育、子育てに興味や関心があり、将来子どもに関わる仕事に就きたい気持ちがある。
入学者の数、収容人員及び在学する学生の数
年度 | 入学定員 | 収容人員 | 入学者数 | 在籍者数 | 収容定員の充足率 | 留年者数 |
---|---|---|---|---|---|---|
令和5年度 | 150名 | 300名 | 127名 | 268名(3名) | 89.3% | 2名 |
令和6年度 | 150名 | 300名 | 85名 | 213名(0名) | 71.0% | 2名 |
令和7年度 | 150名 | 300名 | 65名 | 146名(0名) | 48.6% | 1名 |
(各年度4月1日基準)
※1 ( )=うち社会人学生数
※2 専任教員一人当たりの学生数19.1名
入学者の推移
(単位:人)
入学者数(うち社会人) | 卒業者数 | 退学者数(除籍数) | 留年者数 | |
---|---|---|---|---|
令和7年度 | 65(0) | - | - | - |
令和6年度 | 85(0) | - | 2(2) | 1 |
令和5年度 | 127(0) | 126 | 1(0) | 0 |
令和4年度 | 143(2) | 137 | 3(0) | 1 |
令和3年度 | 150(2) | 146 | 3(0) | 1 |
中退率
令和7年4月1日在籍者数(人) | 退学・除籍者数(人) | 中退率(%) |
---|---|---|
146 | 4 | 2.73 |
留学生数及び海外派遣学生数
令和7年5月現在 0名
[埼玉純真短期大学学則第47条(外国人留学生)]
なお、海外の協定相手校について、インドネシア共和国バリ州デンパサール「STIBA Saraswati(スティバ・サラスワティ外国語大学)」、「Universitas Pendidikan Ganesha (ガネシャ教育大学)」と協定を結んでいる。
卒業生進路状況
就職先等(令和7年3月末現在)
年度 | 卒業者 | 進学者 |
就職者 |
就職先等 | 進路先 未定者 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
幼稚園 | 保育所 | こども園 | 施設 | 企業等 | 公務員 | その他 | |||||
令和2年度 | 167名 | 1名 | 164名 (164名) |
34名 | 75名 | 36名 | 11名 | 0名 | 6名 | 2名 | 2名 |
令和3年度 | 153名 | 0名 | 146名 (146名) |
25名 | 73名 | 34名 | 11名 | 0名 | 3名 | 0名 | 7名 |
令和4年度 | 146名 | 0名 | 142名 (142名) |
22名 | 72名 | 35名 | 8名 | 0名 | 4名 | 1名 | 4名 |
令和5年度 | 137名 | 1名 | 132名 (132名) |
18名 | 58名 | 30名 | 15名 | 4名 | 7名 | 0名 | 4名 |
令和6年度 | 126名 | 1名 | 122名 (122名) |
7名 | 62名 | 30名 | 15名 | 2名 | 6名 | 0名 | 3名 |
6.授業科目、授業の方法及び内容並びに年間の授業の計画(短期大学設置基準第5条の2第1項により当該短期大学が自ら開設したものとみなす連携開設科目に係るものを含む)に関すること
カリキュラム・ポリシー
本学では、「気品・知性・奉仕」という建学の精神に基づき、高い品格と幅広い教養を身につけた短期大学士を育成するとともに、子どもを心から愛することができる保育者として高い専門性を有した人材を養成することを目指して、以下のカリキュラムを編成しています。
【教育科目の配置と展開】
1.短期大学士として、建学の精神に基づく高い気品、豊かな知性、奉仕の心を身につけるために、「入門ゼミⅠ・Ⅱ」をはじめとする教養教育科目群を配置する。
2.保育と教育の専門職に就くための免許・資格取得に必要な専門教育科目群を配置する。
3.保育・教育に関する原理原則、あるいは子どもの心理・発達など基礎的な学習から始まり、その学びを基盤に具体的な保育の指導法や応用的、発展的な演習を実施する学びのステップに配慮した2年間の科目展開とカリキュラムを構成する。
- カリキュラムマップ(PDFリンク)
- シラバス(WEBリンク)
- 実務経験のある教員等による授業科目【2025(令和7)年度】(PDFリンク)
- 授業評価アンケート
・ 令和6年度 前期・後期(PDFリンク)
・ 令和5年度 前期・後期(PDFリンク)
・ 令和4年度 前期・後期(PDFリンク)
7.学修の成果に係る評価(連携開設科目に係るものを含む)及び
卒業又は修了の認定に当たっての基準に関すること
ディプロマ・ポリシー
本学では、建学の精神を理解するとともに、教育理念・教育目的に沿って設定された教育課程(カリキュラム)を履修して所定の単位を修得し、卒業に必要な次の能力を備えた者に卒業を認定して学位が授与されます。
【知識・理解・技能】
1.保育・教育に必要な専門的知識を習得している。
2.子どもの心身の発達特性や健康について理解している。
3.保育・教育の実践的な技能を身に付けている。
【思考・判断・表現】
1.多面的な視点から問題を解決する対応方策を考えることができる。
2.保育者として実行すべきことを実態に照らして判断し、選択することができる。
3.保育・教育の意図やねらいを、保育実践を通して表現することができる。
【関心・意欲・態度】
1.子どもを取り巻く社会の現状に関心を持っている。
2.保育・教育に責任感を持って、協働して取り組もうとする意欲を持っている。
3.子どもの権利と最善の利益を尊重する態度を身に付けている。
授与される学位 短期大学士(こども学)
〇学修時間・学修行動調査 集計結果
・ 令和4年度
・ 令和5年度
・ 令和6年度
成績の評価
1 本学は、学修成績の評価方法を次のとおり定める。
(1) 成績評価は、100点を満点とし、S(100~90点)、A(89~80点)、 B(79~70点)、C(69~60点)、F(59点以下)の5段階をもって評価 する。60点以上を合格、59点以下を不合格とする。尚、学則第32条に掲げる既修得単位の認定を受けた授業科目、あるいは本学の授業科目であっても科目によっては単位の認定を「T(認定)」と表示することがある。
(2) 単位の認定は、必要な課程として定められた時数の3分の2以上出席し、本学の行う試験、その他による成績審査に合格した者に対し行う。ただし、学則第31条第1項の授業科目については、学修の成果を評価して単位を認定する。
2 試験に関しては別に定める。[履修規程細則]
3 成績評価を総合的に判断する指標として、認定平均値(Grade Point Average以下「GPA」という)を用いる。
4 GPAは、評価点をS(4.0)・ A ( 3.0)・ B ( 2.0)・ C ( 1.0)・ F ( 0.0)とし、その単位数に乗じて得た積の合計を、総履修単位数で除して算出する。ただし、「T(認定)」は換算しない。
[埼玉純真短期大学学則第33条(成績評価及び単位認定)を基に]
卒業の認定
次の要件を満たす学生について、教授会の議を経て、学長が卒業を認定する、
(1) 本学に2年以上在学し、定められた教養教育科目・専門教育科目の単位ならびに必修単位を含め62単位以上を修得した者
(2) 所定の納入金を納入した者
(3) 短期大学士の学位を授与するにふさわしい人格識見と健全な精神を有していると判定された者
(4) 卒業の時期は、学年の終了日とする。但し、前期の終了日までに本項第1号から第3号に規定する卒業要件を満たした場合は、これを前期の終了日とすることができる。
2 転入学もしくは再入学者については、前項第1号に定める在学年限の規定にかかわらず、本学での在学年限を短縮することがある。
[埼玉純真短期大学学則第34条(卒業要件及び卒業の時期)]
学位の授与及び幼稚園教諭免許&保育士資格の取得率
学長は、卒業を認定した者に、卒業を証するとともに、短期大学士の学位を授与する。
2(略)
[埼玉純真短期大学学則第35条(卒業証書及び学位の授与)]
○こども学科 学位授与数・授与率
入学年度/卒業年度 | 入学者数(人) | 授与数(人) ※卒業者数 |
授与率(%) |
---|---|---|---|
令和3年度/令和4年度 | 150 | 146 | 97.3 |
令和4年度/令和5年度 | 143 | 137 | 95.8 |
令和5年度/令和6年度 | 127 | 126 | 99.2 |
○幼稚園教諭免許&保育士資格取得者数・取得率
卒業年度 | 卒業者数(人) | 免許/資格 | 取得数(人) | 取得率(%) |
---|---|---|---|---|
令和4年度 | 146 | 幼稚園教諭二種 | 141 | 96.6 |
保育士 | 143 | 97.9 | ||
令和5年度 | 137 | 幼稚園教諭二種 | 134 | 97.8 |
保育士 | 131 | 95.6 | ||
令和6年度 | 126 | 幼稚園教諭二種 | 119 | 94.4 |
保育士 | 122 | 96.8 |
8.校地、校舎等の施設及び設備その他学生の
教育環境に関すること
所在地 埼玉県羽生市下岩瀬430番地
交通手段 東武鉄道、秩父鉄道/羽生駅下車 徒歩15分(スクールバス運行)
キャンパス概要 360°パノラマキャンパス、アクセスマップ
校地、施設等の概要
校地面積は短期大学設置基準(3,000㎡)の約8.3倍の広さを有する24,681㎡、 そこに校舎は5,689㎡、運動場7,379㎡、その他の土地10,874㎡がある。校地内には 屋外体育施設としてグラウンド(一周300m)が設けられており、学生および来客用駐車場(約130台)、自転車置き場が設置されている。研修棟の1階部分にある食堂の南側はテラスとなっており、ベンチ、テーブルが備えられている。学内東側には、体育用具入れ、テント収納などのために利用されている倉庫がある。 なお、東武伊勢崎線、秩父鉄道 羽生駅から大学まで学生送迎用のスクールバスが運行している。
校地総面積(大学専用校地) | 24,681㎡ |
---|---|
校舎 | 5,689㎡ |
運動場 | 7,379㎡ |
その他 | 10,874㎡ |
(令和5年4月1日現在)
9.授業料、入学金、その他大学が徴収する費用に関すること
詳細はこちらをご覧ください
納入金一覧表
1年次 | 2年次 | ||||
---|---|---|---|---|---|
入学手続き時〈前期〉 | 〈後期〉 | 前期 | 後期 | ||
入学金 | 300,000 | ー | ー | ー | |
納入金 | 授業料 | 335,000 | 335,000 | 335,000 | 335,000 |
実験実習費 | 25,000 | 25,000 | 25,000 | 25,000 | |
施設充実費 | 148,000 | 148,000 | 148,000 | 148,000 | |
預り金 | 学生会費 | 4,000 | ー | 4,000 | ー |
学外研修費 | 24,000 | ー | ー | ー | |
卒業行事費 | ー | ー | 20,000 | ー | |
合計 | 836,000 | 508,000 | 532,000 | 508,000 |
10.大学が行う学生の修学、進路選択及び
心身の健康等に係る支援に関すること
クラス
クラスは授業をはじめ、学生が大学で生活する際の基礎となる単位です。卒業後も共通の関心と目的・課題を持っている学生同志の集まりです。また、学生はクラス単位の授業を受けることが多く、かつ、学生生活もクラスを中心に 送ることになります。
クラスには担任の教員がいます。クラス担任は、クラスとクラス構成員の学園生活の指導・助言・支援を行います。
クラスの生活が充実したものになるかどうかは、何よりも学生自身の自覚の問題ですが、クラス担任教員の指導・助言を得ながら、学友との交流を深め、 豊かな学園生活を送るよう努めてください。
〇学生生活アンケート 集計結果 令和4年度
令和5年度
令和6年度
学生会
学生会は本学の学生全員で組織され、全学生の意見を反映させるために、各クラスから代議員が選出されます。学生生活をよりよいものにするために学生生活の諸問題を討議し、その決定は、執行部により執行されます。活動の大きな方針、 改正については年2回の学生総会によって直接全学生の意見を求めます。
学生会でとりあげられたことは、一人ひとりの学生生活に深い関係を持つことになるので、すべての学生は自治活動の意味をよく理解した上で、責任ある委員の選出をすることが望まれます。年中行事の一つである純真祭は、文化委員会が中心となって実施されます。
奨学金
本学では、学生の経済的支援として毎年4月に行われるオリエンテーションにおいて日本学生支援機構の奨学金申し込みと利用説明会を行っています。
また、平成21年度から、「福田敏南記念育英学生」を新たに創設し、経済的理由で修学困難な学生への支援制度を発足させました。さらに、児童養護施設からの進学生への支援制度も充実させています。
なお、本学で利用できる奨学金等の概要は以下の通りです。
名称 | 概要 |
---|---|
福田敏南記念育英学生 | 埼玉純真短期大学初代学長福田敏南氏を記念して、子女の教育活動を経済的側面から援助し本学がめざす有為な人材育成を図ることを目的として、入学金を除く納入金の減免を行う制度である。 |
日本学生支援機構奨学金(1種・2種) | 経済的な理由により就学困難な学生に対し、奨学金の貸与を行っている。学生の多様なニーズに合わせ、奨学金制度の充実や申請手続きの改善、また、奨学金に関する情報提供が行われている奨学金である。 |
保育士修学資金貸付 | 指定保育士養成施設の在学中、1月あたり50,000円を限度に学費を貸付けます。この貸付金は、指定保育士養成施設を卒業後、県内の保育所等で5年間保育士業務に従事した場合、返還が全額免除されます。 |
高等教育の修学支援新制度(高等教育無償化)
高等教育の修学支援新制度(高等教育無償化)の対象機関として、本学が文部科学省より認定されました。
◇支援対象になる学生 住民税非課税世帯、およびそれに準ずる世帯の学生
◇支援内容 1.授業料及び入学金の免除または減額
(施設設備費、実習費、委託徴収金等の授業料以外の費用については対象外)
2.独立行政法人日本学生支援機構が実施する学資支給(給付型奨学金の支給)の二つの支援が受けられます。
◇申請書の公表 機関要件の確認事務に関する指針に基づき、本学より文部科学省に提出した機関要件確認申請書を公表いたします。
◇申請書の公表
機関要件の確認事務に関する指針に基づき、本学より文部科学省に提出した機関要件確認申請書を公表いたします。
【省令】2024(令和6)年度 高等教育の修学支援新制度 機関要件確認申請書(埼玉純真短期大学)
↑上記をクリック
制度の概要につきましては、以下をご参照ください。
進路支援方針
学生の進路支援は、専任教員と職員が連携しながら学生の進路・就職に対する指導並ならびに支援を行っています。本学では、毎年学生数を大きく上回る求人が幼稚園・保育園・児童福祉施設などからあります。それは、これまで輩出してきた卒業生の多くが保育・幼児教育の現場で活躍していることや、本学の実習に おける指導や日頃の教育が評価されているためと考えています。こうした他業種に比べると恵まれた状況にあるため、学生には受験先の保育方針や教育方針をよく理解した上で、自分に合った園を受験するように指導しています。
健康管理
本学では学生の健康管理ならびに健康維持のため、次のような措置を取ってい ます。
- 保健室
学内の保健衛生と救急措置を目的として保健室を設置しています。
急に体の変調をきたしたときや負傷した場合には、同室を利用して休息することはできます。保健室での一般用医薬品の取り扱いが廃止となりましたので、急な発熱や頭痛・腹痛等の体調不良の時は、適切な医療機関への受診をお奨めします。 - 定期健康診断
毎年1回4月に学生の定期健康診断を実施しています。この健康診断の結果、要注意または要治療の者については、できるだけ速やかにその旨を本人、保護者に通知します。
飲酒・喫煙については、本学の学生の多くが未成年であることから、法を遵守することを理解させるだけでなく、年度当初のガイダンスにおいて、健康に及ぼす影響を説き、学業に専念できる健全な生活の維持への理解を得るよう努めています。特に学生の喫煙については、保育者・教育者として児童と関わることを念頭に、学生の健康と他への迷惑を考慮し、禁じています。
障がいのある学生の支援に関する基本方針について
埼玉純真短期大学は、本学の学生及び入学を志願する者に対し障がいを理由とする差別を行わないとともに、全ての者が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することに資するために、障がい学生支援に関する基本方針を定めるものとする。
1.基本方針
本学は、すべての学生が安心して学びに専念できる教育環境の整備に努めており、障がいの有無にかかわらず、互いの人格と個性を尊重し合いながら共に学ぶことを重視している。特に、障がいを理由として修学の機会が制限されたり、断念せざるを得なくなったりすることのないよう、合理的配慮の提供を含め、学習機会の平等な確保に積極的に取り組むことを基本方針とする。
2.支援体制
本学においては、学内のすべての組織および教職員が連携し、一丸となって障がいのある学生への理解を深めるとともに、支援の必要性に対する意識啓発に継続的に取り組む。さらに、当該学生やその保護者、関係機関等からの相談に対しても真摯かつ迅速に対応し、個別の状況に応じた適切な支援策を検討・実施する体制を整備する。また、学生の心身の健康や生活、修学上の悩みなどに関しては、学生相談室が相談窓口として対応し、必要に応じてクラス担任や学年主任、学生係などの関係部署と連携を図りながら支援にあたる。
3.支援方法
障がいのある学生から、社会的障壁の除去を必要とする意思表明があった場合には、本学はその内容を丁寧に聴き取り、教育の質を確保しつつ、その実施が過重な負担とならない範囲において、柔軟かつ合理的な配慮を行うよう努める。必要に応じて、学習環境や教育方法、施設利用、試験対応等について個別の調整を行い、学生が自らの能力を最大限に発揮できるよう支援を講じる。
4.情報の公開
本学は、障がいのある学生およびその関係者に対し、支援に関する取り組みの透明性を確保することを目的として、基本方針や支援体制等に関する情報を積極的に公開する。これにより、入学前から適切な情報を提供し、当該学生が安心して入学・修学・進路選択を行えるよう支援するものである。
学生相談室
学生相談室は、学生生活上の悩みに直面する学生に対し、カウンセリングを中心にとした専門的支援を通して、学生の成長を支えるために設置されています。
本学の学生相談室は、臨床心理士の資格を持つ教員により、心理・性格、心身の健康をはじめとするさまざまな相談に応じているが、学生のプライバシーを守りながら、一人ひとりを尊重し個性を伸ばす可能性を探す手伝いを心がけています。
ハラスメント対策等
本学では、教職員・学生のハラスメント対策や学生の懲戒などについて、次のように定めています。
1.教職員及び学生に対するハラスメントについて
ハラスメント取扱規程
2.学生の懲罰等に関すること
学生懲戒規程
学生の懲戒の対象行為及び手続の流れ等に関する内規
11.教育上の目的に応じ学生が習得すべき知識及び
技能に関する情報
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
本学では、「気品・知性・奉仕」という建学の精神に基づき、高い品格と幅広い教養を身につけた短期大学士を育成するとともに、子どもを心から愛することができる保育者として高い専門性を有した人材を養成することを目指して、以下のカリキュラムを編成しています。
【教育科目の配置と展開】
1.短期大学士として、建学の精神に基づく高い気品、豊かな知性、奉仕の心を身につけるために、「入門ゼミⅠ・Ⅱ」をはじめとする教養教育科目群を配置する。
2.保育と教育の専門職に就くための免許・資格取得に必要な専門教育科目群を配置する。
3.保育・教育に関する原理原則、あるいは子どもの心理・発達など基礎的な学習から始まり、その学びを基盤に具体的な保育の指導法や応用的、発展的な演習を実施する学びのステップに配慮した2年間の科目展開とカリキュラムを構成する。
教職課程の情報公表
教育職員免許法施行規則第22条の6に基づき、教員の養成の状況について情報を公表し、第22条の8に基づき、教職課程を実施するためのカリキュラムや教員組織、施設及び設備の状況等について点検・評価を行い公表する。