保育実習・教育実習について
在学生のみなさんへ
保育実習・教育実習は、慣れない生活環境になるため、いつも以上に身体が疲れます。
しっかりと食事と睡眠を摂り、健康管理に気をつけてがんばりましょう!
保育実習・教育実習を受ける際の心がけ
提出物について
実習では、さまざまな書類を作成したり、提出物があります。
提出期限を守りましょう。
※実習を受ける際には、実習している園へ日誌などを提出する場合があります。
今のうちから提出物の期限を守る習慣をつけておきましょう。
もし遅れる場合は、必ず早めに連絡を入れましょう。
実習関係のお知らせについて
実習指導室の掲示板に実習を実施している園からのお知らせや、書類の提出日などの掲示をしています。
新しい情報が入り次第、掲示をしていますので見落としのないように確認をしてください。
実習を受ける学生によくある質問

Q
A
実習を受ける幼稚園、保育所、福祉施設などに訪問する際(実習中、日誌の提出、受け取りなど)は、原則としてスーツ着用です。また以下の点も気をつけましょう。
- シャツの衿が開き過ぎていないもの。
- 髪は好感の持てるカラーにし、長い髪の人は、清潔感を保つため、ひとつにまとめ
- スカートの場合、膝下の丈のものを着用しましょう。
第一印象はとても大切です。
ここであなたの印象が決まることがあるため、しっかりと準備しましょう。
(実習生調査書に貼付する写真も同様の服装にしましょう)
園外で、園児や保護者と偶然お会いすることもあります。
また、あなたが気付いていなくても「○○ちゃんのクラスに来ている実習生のお姉さんだ!」と、いうこともあります。
印象が悪いよりも良いほうがあなたにとっても
日頃から身だしなみや言動に気をつかいましょう。


Q
A
実習する幼稚園や保育所などから指定された物はもちろん、学校からの書類、日誌、筆記用具、上履きなどが持ち物になります。
忘れ物がないよう、事前にチェックする癖をつけましょう。
また、ほかに必要と思われるもの(オリエンテーションなどで聞いたもの)を準備していきましょう。


Q
A
実習する幼稚園や保育所などから指定された時間より30分~40分早く着くように出勤しましょう。
身支度を整えたら、先生の指示に従って環境整備をさせていただきましょう。
環境整備では、園舎や園庭の清掃の他、ごみや危険なものは落ちていないか、遊具は壊れていないかを確認したり、砂場を柔らかくするために砂おこしをおこないます。
雨の翌日であれば、遊具の雨水のふき取りも大切な仕事です。園児が手や足を滑らせて遊具から落ちてしまったら大変ですね。
幼稚園や保育所などでは、こうした環境が整ってから園児の受け入れがはじまります。
朝の環境整備は大変重要な仕事なので率先しておこないましょう。


Q
A
はじめは、緊張や恥ずかしさがあると思いますが、園児や保護者、先生に気が付いたら、自分から元気よく大きな声で「おはようございます!」(「こんにちは!」「さようなら」)と挨拶しましょう。
挨拶は、ベテランの先生方にも負けずにできることです。
元気の良い挨拶をする実習生は、園児たちからも人気になります。


Q
A
朝、実習している幼稚園や保育所などに電話連絡をしてください。
その際、大学への連絡も忘れずにおこなってください。
実習生の出席状況を実習担当者も把握しています。


Q
A
幼稚園や保育所などには、実習担当の先生がいらっしゃいます。
仕事のじゃまにならないときに相談してみてください。きっと親身になってくれるはずです。
よくないのは、わからないことをそのままにしてしまうことです。
大学にも実習事務担当がいますので、些細なことでも相談してくださいね。


Q
A
まずは、小さなことに気付き、生活を心地よくすごせる方法を身につけることではないでしょうか。
例えば、日常生活では欠かせないトイレについて
こんなことに遭遇したことはありませんか?
- 汚れをそのままにしている。
- 使い終わったトイレットペーパーの芯をそのままにしている。
- 手を洗うがハンカチがないので、濡れた手でドアを開け立ち去る。
または自分の髪で拭く。 - スリッパを脱いだままにしている。
こんな使い方は、次に使用する人に不快感を与えています。
不快感を改善するには、
- 汚れはペーパーで拭き取る。
- トイレットペーパーがなくなったら、芯をゴミ箱に入れて、新しいペーパーを取り付ける。
(備え付けのトイレットペーパーなければ、「トイレの紙がなくなりました。」と声を掛けましょう) - ハンカチを携帯して、手を洗ったらハンカチで拭きましょう。
- スリッパは履きやすいように揃えましょう。
保育者とは、子どもたちのお手本となる大人です。
排泄の自立の援助、排泄の重要性、また清潔なトイレの使い方をわかりやすく伝えていく立場になります。
頭でわかっているから、いざとなれば子どもに伝えられる、と思うかもしれません。
でも、身に付いていないまま社会に出て、幼稚園や保育所などのトイレを清潔に使えるでしょうか?
さまざまなことに気付き、頭で分かっていることと、実際に体験してみることで違いが分かることがあります。
ぜひ、心地よくすごせる方法を実践してみてください。
同様に、身のまわりの掃除、洗濯等も自分でおこないましょう。

「実習をさせていただく」という気持ちで、実習期間の毎日を大切に臨みましょう!