今日の心がけ~職員のスピーチ~
誰かのために
2022.12.20
現在INAC神戸に所属し、サッカー女子日本代表に選出されている鮫島彩選手は、幼い頃に母に言われた言葉を人と接する時の指針にしてます。
それは、「桶の中の水は手で押すと返ってくる。人と人とのつながりは、これと一緒だよ。いいことをしてあげたら、それが自分に返ってくるし、悪いことを
すれば、それが翅が跳ね返ってくる」という言葉です。
このことは、私たちの日常の業務において、大切なことを示唆しています。
喜んで働く場合と、嫌々ながら働く場合とでは、結果は大きく変わってきます。
お客様のために、喜んで業務に取り組んでいけば、商品の扱い方もより丁寧になり、接客態度もよくなり、結果として業績アップになながるでしょう。
嫌々ながら働く姿勢は、商品を雑に扱ってしまったり。注意力の欠如から失敗につながったりと、良い結果がもたらされることはないでしょう。
同じ仕事でも、心の持ち様によって、得られる結果は異なります。
丘Y草間のやめに、職場の同僚のためになど、誰かのために喜んで働きたいものです。
今日の心がけ◆人のために喜んで働きましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
「誰かのために・・・」何かをすると言っても、自己犠牲を払ってまでというのは論外であると考えますが、自分のための努力の中には、誰かのための努力も
含まれていると思います。
私は自身のために毎日本学に来てお仕事をさせていただいております。
本文の中のお客様は、私にとっては本学の学生であり、一人ひとり性格や得意、不得意、また抱えている悩みなどそれぞれ違うため。どのような対応が正解なのか日々悩みます。
元気が良くいつも手を振ってくれる学生、何か話を聞いて欲しくて事務室に来る学生、またこちらか事務連絡で呼出しをする学生など様々です。
「今日は忙しそうだったね…」、「昨日居なかったけど、お休みだったの?」
どのような時でも、学生はこちらを見ています。
業務中の態度、どの学生に対しても平等に笑顔で丁寧な言葉で対応するよう常に学生の存在を意識するようこころがけなければなりません。
業務を通して学生の対応をすることで、学生の状況を把握し、先生や職員の方々と連携を取り、学生にとって充実した2年間であるよう、また、保育士という夢の実現に繋げる仕事をしっかりと努めたいと思います。
そして、働いている今も、10年、20年先も、誰かのために・・・というか、誰かが幸せになれるお手伝いができる自分でいたいと改めて思いました。
実習指導担当 栗原
そのとおりですね。
桶の中の水のとおり、自分の行動が相手の行動を決めることが多いですね。
強く投げると強く帰ってくる、曲げて投げると曲げて帰ってくる、壁に向かってボールを投げるのと同じだと、教わったことを思い出します。
全てのモノに平等に与えられた限りある貴重な時間をどのように過ごすか、はその人の人生を大きく左右しますね。
同じ時間を過ごすなら、幸せな時間を共に過ごしたいですね。
そのためにも自分にして欲しいことを相手にすること、して欲しくないことは相手にもしないことが大切ですね。
「因果応報」や「情けは他人のためならず」などにあるように人にもモノにも接していきたいですね。
このことを忘れずに相手に接すると、相手も同じ気持ちで自分に接してくれるでしょう。
無理をせず、このことがある日はそれは幸せな日々を過ごせるにちがいありません。
信頼される保育者を目指す本学の学生を笑顔と優しさ(時には厳しさも)で接し、大切に育てていきたいですね。
藤田