今日の心がけ~職員のスピーチ~
ひと言の報告
2019.06.27
新人営業マンのAさんは、上司と歩いているときにお得意様に偶然会いました。
Aさんは会釈を交わしましたが、上司は携帯電話で話をしていたので気がつかなかったようです。
翌日、上司から「お得意様から電話があり『昨日すれ違いましたね』と言われたけど咄嗟に返事ができなかったよ。君は挨拶をしたようだけど、そのことを私にも教えてほしい」と指導を受けました。
電話中だった上司に気を利かせ、代わりに挨拶をしたつもりでいましたが、電話が終わったあとに一言伝えるべきだったと反省をしました。
今日の心がけ◆小さな報告を大切にしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
事務室内で、この「ひと言の報告」は常々当たり前のように行われています。
たとえば、電話をかけた相手が不在だった場合、折り返しの電話があった時のために「○○さんから電話があったら自分です」と声をかけるのです。
情報を共有することで、スムーズに電話を取り次ぐことができます。
また、しばらく席を外す場合は行き先を伝えあうことも「ひと言の報告」です。
こういったことが自然とできていることに改めて気が付き、思いやりにあふれた職場だと思いました。
相手を思いやる気持ちは職場だけでなく、人との関わりの中でとても大切なことです。
学生にも、あらゆる場面で伝えていけたらと思います。
入試広報係 西山