今日の心がけ~職員のスピーチ~
喜んで取り組む
2019.06.21
小学生になった娘に電話の使い方を教えようと思ったMさん。
教えていくなかで、子どもが好奇心旺盛に物事に取り組み、吸収していく姿を目の当たりにします。
大人になると、受動的な「指示待ち」や「やらされている」という感覚をもってしまいがちです。
一方で、子どもの好奇心は「やってみたい」という能動的な姿勢となって表れ、喜んで物事に取り組むことにつながっています。
今日の心がけ◆未知への好奇心を持ち続けましょう
(「職場の教養」社団法人倫理研究所より)
子どもは好奇心のかたまりで、2~3歳ごろにはじまる「なせ?」「どうして?」という質問の嵐は時に大人を困らせてしまうほどです。
それに対して大人は、知っているつもりになっていたり、失敗を恐れたりすることで、好奇心を子どものように直感的には持てなくなることが多いと感じます。
先日、羽生の歴史を研究し、昔語り集として編纂する活動を長年続けてこられた掘越美恵子先生にお会いしてお話を伺う機会がありました。
お年を召されてもなお、知的好奇心と探究心を持ち続け、そこから得た知識を若い方たちにもぜひ語り継いでもらいたいと表情豊かに話される姿は大変魅力的で、いつまでもお話を伺っていたいと感じさせられました。
好奇心を持ち続け、思考を止めないことで、様々な課題やチャンスが見えてくるものだと思います。
好奇心を持ちながら、物事に取り組むということをいつでも心がけていきたいです。
本学の「ふるさと学」において、掘越先生の講演が予定されています。
どのような「語り」が聴けるのか、大変楽しみにしています。
図書館 大木