今日の心がけ~職員のスピーチ~

だってそれは渋滞のせい

2022.11.02

営業職のE氏は、取引先に向かっている途中で渋滞に巻き込まれました。
先方は何事もなかったように対応してくれ、商談は終了しました。

ところが、その後、取引先からの仕事が少なくなっていったのです。
たしかに、渋滞が起こったことに対してE氏に責任はありません。
しかし、移動時間が比較的確実な電車を選ぶこともできでしょう。
車でも、時間にゆとりをもって出発することも可能だったはずです。

生活する中で、大なり小なり失敗と思える出来事は発生します。
大切な事は、その原因をどう捉えるかでしょう。
もし、遅刻した先で〈いかなる理由であろうと自分の責任だ〉と受け止めた時、E氏に対しての取引先からの見方も変わっていたかもしれません。

今日の心がけ◇失敗からも学びましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

仕事や、私生活で、何かうまく行かないことがあったとき、その原因が自分以外の人や物、出来事にあるのでは?と考えたことは誰しも1度や2度が経験あるでしょう。

人は誰でもある程度、自分を守ろうとする自己保身の気持ちはありますが、失敗を他にすり替える事はおすすめできません。
自己の成長を自ら放棄している上、周りの信頼を失うことにもつながります。

また失敗から学び次に同じ過ちをしない人もいれば、何度も同じ失敗を繰り返すこともあります。

私自身も、何度か同じ失敗を繰り返すこともあります。
改めてその違いを振り返って考えると、根本的な原因を見逃し、改善策を打たなかった時に再度同じミスを犯していると考えます。

失敗を成功に変えるには、振り返り、分析、改善策をすぐに実行するという、シンプルな流れを実践するだけです。
それだけで同じ過ちを繰り返すリスクは下がるはずです。
その際、分析では、具体的な計画を立てなおす事を忘れないようにする必要があります。

今回の記事を読んで、改めて失敗を認める事の大切さと失敗を次への糧に出来るよう心がけようと感じました。

教務係 寺田

そうですね。
失敗はすべてのことにつきものです。
失敗をしない唯一の方法は「何もしない」ことです。

ここでは、この失敗に至るまでの仕事ぶりに疑問を感じます。
この人はこれまでの体験や経験から学ぶことなく、また学ぶ姿勢がないと思われるでしょうね。
そのような人とは取引などをしたくなくなるのは当然のことです。

「一事が万事」と言われるように、これまでにもこれに類することがいろいろとあったのでしょうね。
人には失敗はつきものですが、その失敗から「何をどう学ぶか」が重要となります。
学べない人は残念ながら成長という二文字が消えていきます。

失敗のない人生はありませんし、一生が学びの期間だといわれます。
ひとつの失敗にも真摯に向き合い、多くを学ぶことのできる人は「成長」の文字が大きく見えます。
失敗を成長の糧とできるようにしていきましょうね。

藤田

 

 

 

 

 

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