今日の心がけ~職員のスピーチ~

足のお陰

2022.11.02

Kさんは大学卒業後、アミューズメント会社に就職しました。
1日に数百人、多い時には千人を超える人を相手に接客や機械の点検、場内外の整備など、そのすべてが立ち仕事で移動距離も相当なものでした。

 働き始めて数か月後には足はむくみ、ひざや腰にも痛みが出始めて働く姿勢にも変化が見えてきたのです。

〈足が痛いから動きたくない〉〈面倒な仕事は他の人に任せればいいや〉と、後ろ向きに考えるようになっていました。
ある日、休憩のために事務所へ戻ると、先輩が両足をさすっていました。
「この足のお陰で仕事が出来るんだからね」と大事そうに労わっていたのです。

自分の体を労わることは、自分自身を労わることです。
身体の健康は心の状態にも深く影響しています。
先輩の話を聞き、〈今日もよろしくね〉と自分の体に優しく語りかけながら再び仕事に戻ったKさんでした。

今日の心がけ◇心と体を労りましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

仕事や家事で忙しい毎日が続くと、睡眠不足や食事を抜くなど体への気遣いが後回しになりがちです。

そのような状態が続くと、Kさんのように生活や仕事に支障が出るだけでなく、自ら病気を招いてしまうことにつながるでしょう。

現在、若者の間でブームになっているサウナは、健康や美容に良くまたリラックス効果が高いことから、心身共に体調がよくなる(整う)と言われます。
心と体の健康はバランスが大切です。

私も年齢を重ねるほど、より自分自身の心と体を労われる時間をつくりたいと思いました。

教務係 寺田

 

そうですね。
ほとんどの人は他人に見える箇所(顔など)には常に気を使います。
しかし、他人から見えない箇所はついつい関心が薄らいでしまいます。

その結果、いろいろな個所に変調をきたすようになります。
特に身体全体を支えて、いつでも、どこへでも身体を運んでくれる脚、特に足、それも足の裏には意外と手入れを行る人が多いですね。
人の目に触れるなど目立ちはしませんが、ここを痛めてしまうと何もできなくなります。

まさに「縁の下の力持ち」ということができますね。
職場でもこのような人のおかげで仕事が順調に流れています。
しかし、人はそのような人やそのようなことをあまり意識することはありません。

組織も身体と同じです。
一部が痛むと組織や身体全体にその痛みの影響が出てきます。
本学の教職員は互いに相手を労わりながら、職務を遂行しています。

このように労わり(メンテナンス)ながら活動している組織や身体は健康に保たれます。
本学の学生は子どもの保育を通して社会貢献への道を歩んでいます。
我々教職員はそのサポート役として健康であり続けなければなりませんね。

藤田

 

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