今日の心がけ~職員のスピーチ~

強さの背景

2022.10.11

 サッカーJリーグの川崎フロンターレは、昨年、二年連続でリーグ優勝を果たしました。
強さの要因の1つに、鬼木達監督の存在があるといわれます。
 鬼木氏は、高校サッカーの名門・市立船橋高校を卒業後、1993年に鹿島アントラーズに入団しました。
 その後、川崎フロンターレへの移籍を経て、引退後は指導者の道に進みました。
古巣に初タイトルをもたらしたのは、監督に就任して1年目のことでした。
 氏が重きを置いているのは、技術もさることながら、勝利への執着心やチームの結束力など、精神的な面です。
常日頃から「人の気持ちがわかるようになってほしい」と、選手たちへの願いを語っています。
 チームメイトの気持ちは相手選手の特徴を考えることは、良いプレーにつながり、その姿勢は、日常生活にも活かされていくのでしょう。
 スポーツに限らず、人生のあらゆる場面において、共通して大切になる根っこがあるとすれば、その一つは「人の気持ちがわかること」かもしれません。

今日の心がけ◆気持ちをわかろうとする努力を続けましょう

 先日、子どもが有名チームのサッカー練習に参加させていただきました。
保護者の見学が可能でしたので、練習を見ていたのですが、その日の練習内容が、「チームを思いやる」ということをテーマにして、練習が進められました。

 サッカーはどうしても、自分がシュートをして決めたいという気持ちが強くりますが、相手のことを考えて動くことを練習でおこなっていました。
 練習内容としましては、2人組になって一人は自由にコート内を走り、もう一人はうしろをドリブルをしながら付いていくという内容でした。
前を走る人はうしろの人が付いて行きやすいように後ろを確認しながら、ペースを考え先導していくことが大切で、今回はドリブルの技術とかではなく、うしろの人を思いやる動きをする。
前を走る人が重要ということを学んでいました。

 他にも、チームメイトが決めた場合は、全員が手で💛マークを作って、喜び合うということも行っていて、見学をしていて、温かい気持ちになりました。

 サッカーを通して、相手への思いやりをもつことを学んでいましたが、この経験は、日常でも大切になっていきますので、友達や家族、関わる人、全ての人に思いやりを持てる人に育って欲しいと思います。

実習指導係 林

そのとおりですね。
全ての人間の行動は気持ちの問題ですね。
相手を思いやる、相手の位置を確認する、相手の力を把握するなども含めて。

このような意味から、狼のような社会的動物も同じかもしれません。
それぞれのポジションでそれぞれがその役割を担い、成果を得るのですから。
このようなことを学ぶのは団体スポーツが有効だと思いますね。

サッカーでも、ラグビーでも、野球でも、バレーボールでもバスケットボールでも。
相手のポジションを確認して自らのポジションをとり、一つの目的に向かって全員が集中することの大切さを感じさせます。
”One for all,all for one!”という言葉が流行ったことがりますね。

本学のおいても「信頼される保育者」を目指す学生を全教職員がそれぞれの角度からサポートしています。
そして、2年後にはこの目的が達成され、みんなで大きな喜びを感じることができています。
このことが今では本学の伝統のようになり、自分の役割を確認し、他を援助することをお互いにおこなっているように感じています。

これからもこの気持ちと行動をいつでも、どこでも、さりげなく発揮することのできる人に育てていきたいですね。

藤田

 

 

 

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