今日の心がけ~職員のスピーチ~
「機械に優しさを添えて」
2022.10.07
昨今、飲食店では、タブレット端末での注文方法をよく目にするようになりました。
一方で、機械の操作が苦手な人もいます。
Tさんもその一人です。
ある店でTさんが食事をした時の事。
苦手なタブレットを避けて定員に声をかけると、
「注文はタブレットでお願いします」と言われてしまいました。
愛想なく言い放ち、去っていくその姿を、一堂は唖然と見送りました。
温かい料理を食べても、冷ややかな感じを覚えて、早々にその店を引き上げました。
数日後に訪れた別の店の対応は、まったく逆のものでした。
タブレットの操作方法を丁寧に説明してくれたうえで、直接の注文にも応じてくれたのです。
その際、嫌な顔一つされなかったことが好印象につながりました。
苦手だったタブレットの便利さが分かり、人と人のやり取りの心地よさを味わったTさんが、その店のファンになったことは言うまでもないでしょう。
機械がなくては、生活も仕事もままならない昨今、その良さを十全に活用しつつ、そこに人間らしい優しさや温かさを添えていきたいものです。
今日の心がけ♦温かみのある接客を目指しましょう
つい先日、娘と2人で外食をする機会があったのですが、そのお店では、QRコードを読み取ってメニューを見たり注文をしたりするお店でした。
店員さんからは何の説明もなく、なんだか声もかけにくい様子でした。
私があたふたしていると、娘がさっと操作をしてくれて、無事に食事をすることが出来ました。
時代は変わっていき、どんどん新しい機械が発明されていきます。
確かに大多数の人にとっては便利になることもありますし、合理的であったりすることも事実です。
しかし、そんな流れにすぐには適応できずにいる人もたくさんいると思います。
そんな時、本当に大切な事は、人と人とのやり取りであり、ほんの少し相手を思いやる気持ちの大切さであると思うのです。
私自身も忙しい時などついつい作業におわれてしまい、画一的な動きをしてしまいがちです。
本来は、そんなときにこそ1人1人との温かみのある接客や思いやりのある言葉かけなどを心掛けていきたいものだと思いました。
食堂 五月女
そうですね。
私はこのような注文風景を見ると、鶏や動物の餌やりを想像してしまいます。
人間には言葉あります。
言葉のない動物とは異なります。
昔一度、このような店に入って食べずに「鳥小屋の鶏じゃあるまいし、つついて餌をもらうなんて」と、すぐに出てきたことを思い出します。
食事は会話があって始めて成り立つものだとの思いが強いのかもしれません。
ですから、ここ2~3年のパーテーション越しに、「黙食をしてください」などもってのほかです。
食卓を囲んで食べるも人だけです。
会話を楽しみながら心と身体に満足感をもたらすのが食事だと考えています。
ですから、フローの人との会話も食事の一環だと考えています。
アメリカのファーストフード店で、アルバイトの若者が今日のスペシャルをまくしたてるのが大好きです。
そして、「お勧めは?」と尋ねると「今、言ったでしょ」と言わんばかりの顔をします。
「あなたのお勧めは?」と尋ねているだというと、今度はニコニコと話してくれます。
こんな川岩を楽しめる店が良いですね。
コンピュータに振り回されるお店はより、アナログの人と人の触れ合いの会話のある店が良いですね。
特の本学の学生が目指す保育者は完全なアナログの世界ですから、会話を大切にして欲しいですね。
藤田