今日の心がけ~職員のスピーチ~
「不調に学ぶ」
2022.10.05
一生のうち一度も怪我や病気に見舞われない、という人はいないでしょう。
体の不調は、生きてる以上は、誰の身にも起きてくるものです。
しかし、自分がそうした状態に陥った際、ただ嫌がって、その原因を省みようとせずに、病院や薬に頼るだけになってはいないでしょうか。
例えば、誤った包丁の使い方をすると怪我をしやすくなり、睡眠不足や日頃のストレスが蓄積すると、風邪などの病気にも罹りやすくなります。
そうしたことから考えてみると、自分の身に起きてくることは、生活の誤りを教えてくれるサインだと捉えることもできるでしょう。
行動や心の誤りを教えてくれる怪我や病気があるからこそ、正しい行動を取り、それに伴う正しい心の在り方を知って、成長していけるのです。
体に異変が起こった時こそ、生活の在り方を見直すチャンスです。
適切な対処や手当をしたうえで、(このけがや病気は、自分にどのようなメッセージを送ってくれているのだろう〉と受け止めてみましょう。
今日の心がけ♦怪我や病気の原因を良く見つめましょう
自分自身が病気になり、日々の生活の中で、私がこの病気になった意味は何だろう?何を学べ・何に気付け?と言われているのだろう?と考えます。
きっと何か意味のあることなのだと、、、。
病気が見つかった時は、何で私が!?どうして私が!?と悲観的にしか考えられませんでした。
病気以外でもそうですが、何か問題のあった時には、そのことから目を背けるのではなく、きちんと立ち止まり、そして振り返り、自分への気付きを与えられているのではないか?
自分自身の足りない部分、おこったっている部分を問題と通じて、お知らせが来ているのではないか?
と考え、すべて自分自身に都合よく物事を考えるのではなく、まず自分を振り返り、自己成長に繋げていけたらと思います。
食堂 荒井
そうですね。
ケガや病気は自覚のないストレスや疲労があるとき起きやすいと感覚的に捉えています。
ここにも書かれているとおり、スポーツをしていた人は
「今までこれだけ練習に取り組んできたのに・・・」、「どうして今、どうして自分が・・・」と。
このような悔しさがこみ上げてきたことを憶えていると思います。
仕事を一所懸命取り組んでいる脂ののった年代でも「こんな大切な時に、もう少しなのに・・・」と。
冷静に考えてみればすぐにわかることです。
身体が心が限界まで来ていたのです。
この限界はなかなか分かりにくいので、つい限界を越してしまいます。
「もう少し・・・」の気持ちが出た時は「もう限界・・・」と考えなければなりませんね。
このようなときには適度に休息をとり、心と体のメンテナンスを行っていれば病気や怪我は防げるでしょう。
学生が埼玉純真で心地よく過ごせる環境を守るために、教職員のわれわれは心と身体の健康に留意しましょう。
藤田