今日の心がけ~職員のスピーチ~

忠犬ハチ公

2019.03.07

明日、四月八日は「忠犬ハチ公」の日です。
東京の渋谷駅の前にあるハチ公の銅像は、待ち合わせ場所として有名で、乗降客を迎えるように鎮座しています。
ハチ公の一生は映画にもなり、その物語に涙した人もいるでしょう。

ハチは大正十二年、秋田県大館市で生まれた秋田犬です。
生まれて間もなく、東京帝国大学教授の上野英三郎博士に引き取られました。

大変可愛がられながら成長したハチは、上野博士の送り迎えに、渋谷駅へ通うようになりました。
しかし、大正十四年、博士は脳溢血で倒れ、急逝します。

その後、ハチは飼い主が変わりながらも、渋谷駅前で博士の帰りを待ち続けました。
その姿は新聞にも掲載され、多くの人が感銘を受けました。

昭和九年四月、渋谷駅前にハチの銅像が設置され、除幕式にはハチも参列しました。
しかし翌年三月八日、渋谷駅近くの路地で、ハチは天に召されたのです。

現在、待ち合わせ場所として、銅像は多くの若者に親しまれています。
そのシンボルが、最愛の人の帰りを一途に待ち続けていたことを偲びたいものです。

今日の心がけ◆最愛の人を思いましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より

忠犬ハチ公と聞くと渋谷駅の銅像が有名ですが、あと2つあります。

1つは東京大学の農学部の正門を入ったところにあり、ハチだけではなく、上野博士と一緒にいます。
この銅像は没後80年を記念して建てられました。

2つ目は上野博士の出身地の三重県津市の久居(ひさい)駅前にあるそうです。
こちらの銅像も博士とハチがいます。

ハチのように待ち続けていた思う気持ちを大切にしたいと思いました。

事務局係長 田中淳一

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