今日の心がけ~職員のスピーチ~

桜を思う

2019.02.27

 今日は、日本さくらの会が制定した「さくらの日」です。
桜は、日本の歴史や文化・風土と深く関わってきた
特別な花です。
日本人にとって最も親しまれている花であり、
日本を象徴する花ともいえるでしょう。

 平安時代の歌人・在原業平が詠んだ桜の歌があります。
 世の中に たえて桜の なかりせば 
            春の心は のどけからまし
「この世の中にまったく桜がなかったならば、春を迎える
人の心はのんびりとおだやかでいられるだように」という
意味です。

「桜なんかなければいいのに」という思いは本心では
ありません。美しく咲く桜の花の命の儚さを惜しむ気持ちが
募るあまり、その気持ちとは裏腹の表現となって詠まれて
いるのです。

 春の日本列島を南から北へ咲き継いでいく桜の花。桜を
思う時、心が切なくさわぐのは、ただひたすら一所懸命
咲いて、時がくれば散っていくからでしょうか。
 その儚さ、潔さに、人生を重ね合わせる人も多いの
でしょう。

今日の心がけ◆春の花を愛でましょう

 4月生まれということもあり、私は桜が大好きです。

 海外の方に日本の花を聞かれた時、一番に思いつくのが桜です。

「桜」のうたがあるように、日本人にとっては
特別な存在で、1年のうちに、その花を楽しめる期間は
ほんのわずかであるにも関わらず、多くの人が桜を
愛しています。

 和の心をあらわす、日本の花です。
 桜の花言葉は、「精神の美」「優雅な女性」
 八重桜の花言葉は、「おしとやか」「豊かな教養」だそうです。

 卒業から入学の時期に咲く、日本の春の花代表ともいえる
ような樹木です。桜は、種類が多く、自生している種類だけ
でも15種類位あるそうです。
 桜が満開の時には、花見をするのも日本人ならではの
イベントになっています。

 桜の季節になると、なんだか心がワクワクし、
新しいことにチャレンジしてみようという気持ちになります。

 これまでの冬の寒さに耐えて、春が来たことを告げて
くれる、そんなこともあって、何となく未来に希望を持てる
ようになる花でもあると思います。

 もうすぐ、桜が咲きはじめる季節になります。
 短い期間ですが、桜をたくさん楽しみたいと思います。

実習指導係 林

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