今日の心がけ~職員のスピーチ~

建国記念の日

2022.08.04

 2月11日は「建国記念の日」です。
 「国民の祝日に関する法律」で定められ「建国を偲び、国を愛する心を養う」ことを趣旨として、昭和42年2月11日から適用されました。
 『日本書紀』で、初代天皇の神武天皇の即位日が、旧暦の紀元前660年1月1日です。
2月11日は、この日を新暦に換算した日付で、明治時代は「紀元節」と呼ばれた祝日でした。
建国記念の日をいつにするかなど、数々の審議と変遷を経て「建国記念の日」となったのです。
 国に建国があるように、企業にも開業や創業という「はじまり」があります。
創立記念日を設けている会社や団体も多いでしょう。
「記念」とは、過去の出来事や人物などを思い起こし、心を新たにするという意味があります。
 本日は、日本という国がどのような歴史を辿ってきたのかを知る良い機会です。
それぞれの企業、職場に重ね合わせて、その成り立ちを考え、思いを馳せる日にしてみてはいかがでしょうか。
 
今日の心がけ:成り立ちを知りましょう

 物事の成り立ちには、その経緯を知ると大変興味深いものから、ギャグのようなものまで様々あります。

そのようなテレビ番組を拝見すると、会社設立や創業にはヒストリーがあり、稜線の上を這いずりながらなんとか前に進んだような記憶と順風満帆で笑いが止まらぬような記録に成り立ちの複雑さを知ることができます。
逆に自然界には成り立ちの妙があり、その不思議さには心を奪われます。

 文中にあった、成り立ちや記念に思いを馳せることは、記憶を風化させずに保つとともに、刷新することにもなると思います。
埋没していた記憶が蘇ると、それを基盤にして新しい考え方や異なる思考ができることになります。
動植物は親から子へ連綿と本能のみを受け継ぎますが、ヒトは理性によりそれを文章や絵画、音楽にすることができます。

 今後は更に、歴史や文化などへ思いを馳せていおうと考えた次第です。

以上
 
 出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

進路支援担当 奥貫

 


そうですね。

目の前にある全ての物事には「始まり」があります。
そして、全ての始まりは終わりを持っていることを意味します。

銀河の始まり138億年前や地球の始まり46億年前などはあまりにも壮大すぎて理解不可能です。
人類の始まりについては、500万年前などと、これも不確かなことが多すぎます。
古事記の「イザナミノミコトとイザナギノミコトの国生み」や旧約聖書の「アダムとイブ」での国や人の始まりも興味深いものです。
これには明らかに意図が感じられますが・・・。
一個人ならば始まりから終わりまでは理解と確認が可能です。

この「始」の漢字が作られた意味も理解できます。
船の進水式では支綱切断は女性が行うこととなっているようです。
このように見てみると「始まり」の扉を開く存在が女性だと改めて感じますね。

「気品・知性・奉仕」の学園訓に則り、「時代の要望に即応し、…敬愛される女性の訓育」を目的に本学は始まりました。
1983年4月1日の開学以来40年、今では「信頼される保育者」養成の短期大学として地域に根付いています。
これまでいろいろな困難や出来事がありましたが、それらを乗り越えて、今に至っています。

しかし、人が刻んだ世界の歴史を見れば、始まりがあれば終わりがあることは常として理解できます。
それは人が創り上げたものであれば、それをどのようにして繋いでいくことができるか重要だということです。
「盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし」と平家物語の冒頭にあります。

新学期始めには、創設者福田昌子先生や初代学長福田敏南先生の開学の思いをこれらも教職員一同で確認していきましょう。

藤田

 

 

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