今日の心がけ~職員のスピーチ~
目的に向かって
2022.07.15
本年は、日本でラグビーワールドカップが開催されます。
大会は九月二十日から十一月二日の日程で行われる予定です。
北は札幌市から、南は熊本市まで十二都市で熱戦が繰り広げられることでしょう。
ラグビーの世界では、「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」という言葉がよく使われています。
これは「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という意味で知られ、チームワークを形成する上で大切な言葉だと言われています。
またラグビー選手の中には「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」という意味で捉えている人もいます。
目的に向けて、責任を持って自分の役割を果たそうとする意識、みんながいるからこそ一つのチームであるという意識が勝利を呼び込むのでしょう。
家庭や職場、地域での、自身の役割を今一度確認して、一丸となって目的に向かって進んでいきましょう。
今日の心がけ◆目的を確認し役割を果たしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
目的に向かって全員で物事を進めていくときは、目的を全員に情報共有をした上で、役割分担を明確にし、コミュニケーションを密にしていくことが大切だと思います。
そのため職場では、この文中で言っている後者の「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」と考えたほうが、成果を上げられると感じました。
目的に向かって自分は何をしなくてはいけないのか、一人で判断をしていないかなど、組織にいる限り常に考えて行動しなくてはいけません。
迷ったときは、周りと相談を行い、間違えた目的に進むことのないよう、今後も気をつけて仕事をしていきたいと思いました。
学生係 田口
そうですね。
日本ではラグビーの精神は”One for All、All for one.””No Side.”がよく言われますね。
そこで”One-for-all-all-for-one definition.”をちょっと調べてみました。
“Wiktionary, the free dictionary”には、これはラグビーから出たのではなく、”Three Musketeers(三銃士)” などがその始まりだと言われています。
それぞれの解釈としては”yourdictionary.com”では、
Each individual should act for the benefit of the group, and the group should act for the benefit of each individual.
「各個人はグループの利益のために行動し、グループは各個人の利益のために行動する。」
“Dictionary.com”では、
All the members of a group support each of the individual members, and the individual members pledge to support the group.
「グループのすべてのメンバーは個々のメンバーのそれぞれをサポートし、個々のメンバーはグループをサポートすることを誓う。」
とあります。
いずれにしても、組織に身を置く者は「組織のために、組織の一人ひとりために」行動しなけれならないということですね。
このためには「仕事の流れ」をせき止めてはなりません。
そこで止めると止めた個所は仕事で溢れてしまいます。
そこで溢れたものは次の段階の仕事にもそれ以上にたいへんな影響を与えます。
ラグビーでボールパスがスムーズに流れている時のことを想像してください。
仕事でもひとり一人が次の人の為を考えて、仕事をスムーズに流すことができれば、組織は目的に向かって進み続けます。
我々は学生に迷惑がかかるようなことをしてはなりませんし、学生や教職員が安心して学べ、働くことのできる本学を目指していきましょう。
藤田