今日の心がけ~職員のスピーチ~

三つの備え

2022.06.25

思いもよらずに自然災害は起きるものです。
災害の備えには、大別して3つの要素があります。
①物の備え、②行動の備え、③心の備え、です。
「物」は、安全装備や食料などの物資です。
「行動」は、判断基準や行動の仕方、避難場所の確認などで、実際の訓練なども含まれます。
「心」の備えとは、「たとえ今、自身が起きても不思議ではない」と覚悟をすることです。
人為ではどうすることもできない自然現象は、畏敬の念をもってそのまま受けて、順応するほかはありません。

3つの備えをもって、安心安全で有意義な毎日としましょう。

今日の心がけ◆良き行動を率先しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

近年、異常気象による災害が増えています。
以前より防災意識は高まっていますが,テレビから流れる映像を観ただけでは、なかなか実感が湧きません。

実際に体験すると意識が変わると思った出来事があります。
毎年GWにキャンプで北軽井沢へ行きますが、2年ほど連続で雪と強風にみまわれたことがありました。
ストーブで暖を取り、身につけられる持ち物すべてを着込んで寝たことを思い出しました。
この経験から、備えは充分すぎるくらいでも完璧と思わずに心構えをしようと、キャンプを計画するたびに家族で話します。

先週のヒョウや豪雨のように災害は突然やってきます。

災害直後は非常食やハザードマップを確認するなど構えをしている人も多いでしょうが、数年経つと危機感も薄れがちです。
本日の記事を読んで、改めて継続した備えを心がけていこうと思いました。

教務係 寺田

そうですね。
「天災は忘れた頃にやってくる(随筆家・物理学者の寺田寅彦)」との言葉があります。
自然界ではいつ何が起こるかは現代の科学をもってしても事前に把握することは難しいことです。
そのため、先人たちは次のような言葉を語り継いできました
「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」などです。
「稲むらの火」1854年の大地震の話も、備えと臨機応変な対応の重要性を物語っています。

この地球が今ににこのような状態にあるのは、微妙なバランスのおかげだと言われています。
太陽と地球のバランス、月と地球とのバランスもいろいろと言われています。
月がなければ今の地球はないと「月がなくなったら」というTV番組で放送していました。

ここまでのことは考える必要なないとしても、日常的に起こる災害への備えは、心的、物的にしておかなけえばならいでしょう。
現在、地球温暖化が問題視されています。
この影響を受けた自然災害はある程度の予測はできます。

本学の学生は子供の成長をサポートし、その命を守る職業につきます。
①物の備え、②行動の備え、③心の備えを確実にした毎日を送ることができるようにしたいものです。
そのためには、本学で行われている避難訓練をはじめとして、日常的に防災意識を高める必要がありますね。

藤田

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