今日の心がけ~職員のスピーチ~
後始末の心
2018.07.13
使った物を元に戻し、身の回りを整理整頓する
「後片づけ」は、日常における大切な所作です。
今日はそこから一歩進んで、心を込めた「後始末」
について考えてみましょう。
単なる作法として行なう整理整頓よりも、心を込めて
行なう後始末の実践は、あなたの人間性を
さらに高めるはずです。
例えば、自分の気持ちを整理するつもりで取り組む、
次に使う人への思いやりを込める、使った物や道具に
「ありがとう」という感謝の心を持つ、などです。
このように心を働かせて、日常の後始末を心がけて
いくと、仕事に向かう時の気持ちも、晴れやかに整って
くることを感じられるはずです。
また、仕事の優先順位をつけるための段取りや調整力、
判断力も養われていくでしょう。
後始末を通じて、後に使う人を思いやる気持ちは、
お客様や仕入先、得意先の共栄を願う気持ちに変容
していく可能性をも秘めています。
心を込めた「後始末」の効果を試してみませんか。
◆今日の心がけ◆後始末に磨きをかけましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
後始末を後片付けや整理整頓と考えずに次に行う活動や
仕事の準備と考えて行うように心掛けています。
次に使う時に綺麗な状態になっているととても
気持ちがよく、自分も次の人が使いやすい状態に
戻そうと思います。
私は、よく使う物は手前や上の方に整理したり、
次の日にやる仕事で使う書類は取りやすい位置に
用意をして帰るようにしています。
しかし、最近では、自分の机の上はあまり綺麗とは
言えず、本文を読んで改めて気を付けようと思いました。
どんな道具や物でも、感謝の気持ちをもって使ったり
後始末をしたいですし、次に使う人の事を考えて、
次の人が使いやすいよう、気持ちよく使えるよう後始末を
したいと思います。
また、どんなに小さなことからでも他人を思いやる心を
育んでいくことで人としての魅力が上がってくると
思います。
実習指導係 林