今日の心がけ~職員のスピーチ~
目は心の窓
2022.05.31
私たちは日々、いろいろな人と会話をします。
会話は言葉のやりとりですから、その場にふさわしい言葉遣いを心がけることは大切ですが、言葉以上に強い印象を与えるのが表情です。
話し手は聞き手の目の動きが気になるものです。
「目を輝かせて」という言い方がありますが、お互いの話に興味を持っていることが目の表情から伝わるなら、言葉以上の効果をもたらすでしょう。
「目は心の窓」といわれるように、心のありようは目に表われやすいものです。
また一方で、心と体のつながりを考えると、目の表情を変えることによって、心のありようが変わるともいえるでしょう。
自分の顔を鏡に映して、目の動きをいろいろ試してみながら、相手に与える印象について想像してみるのもよいでしょう。
今日の心がけ◆目の動きを意識してみましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
昔から「目は心の窓」とか、「目は口ほどに物を言う」などと言われてきました。
このようなことわざがあるように、目は顔の中でも、その人の人柄や印象を決定づけてしまうといわれるほど大切なパーツなのだと思います。
信頼関係が築かれるのも、相手の目をみて「この人は間違いない」と認識するからかもしれません。
目や眼差しはメイクや化粧品で整えると考える方が多いかもしれません。
もちろんそれは外見や身だしなみを整えるという意味でとても重要だと思いますが、それだけでは限界があります。
特に今はマスク生活が2年半続いていて、相手の表情がわかりにくいことも乳幼児期の発達に影響があるのではないかと心配の声も上がっています。
たとえば、感謝の気持ちを持つことで、行動も眼差しも変わるのだと思います。
そして、感謝の想いは相手に謙虚さ、素直さがにじみ出るのだと思います。
そこから眼差しが変わってくると思うので、相手への感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思いました。
入試広報 荒井文菜
これを読むと「三条の糸屋の娘、姉は十六、妹は十四、諸国大名弓矢で殺す、糸屋の娘は目で殺す」を思い出します。
学生時代に文章を書く時にこの起承転結の文章構成に注意しておくこととして教わりました。
「目は口ほどにものを言い」、「目は心の鏡」、”Keep your mouth shut and your eyes open. ”もよく聞きます。
眼はこれほどに人の心と深い関係があるのですね。
動物にはない「目の白目部分」これが人間の特徴であると良く言われます。
白目があるために目の動きの「アイコンタクト」で、口でなくともある程度のコミュニケーションができたことが人間が生き延びることができた要因のひとつかもしれません。
NHK[ヒューマンサイエンス」でも、犬は人の眼を見て行動に結び付けていると話していたように思います。
それほど目は人の心を表現しているのでしょうね。
日本でのお辞儀とは異なりますが、握手での挨拶の際は、”Make eye contact. Don’t look down.と言われるようにしっかりとお互いに目を合わせることが重要ですね。
本学では幼児教育者を養成しておりますので、学生はこの視線の重要性は授業でも詳しく教わっています。
我々教職員も来客はもちろんのこと、教職員や学生に対しても、この視線を大切にして、気持ちの良いコミュニケーションをとっていくようにしていきましょう。
藤田