今日の心がけ~職員のスピーチ~
色を消す
2018.05.18
お客様に満足してもらえるサービスを提供するには、
ニーズに応えることが不可欠です。
京都・宮川町のお茶屋「花傳」の女将である武田伊久子さんは、
かつて舞妓として多くのお客様と接してきた経験から、
おもてなしの極意を端的に言い表します。
それは、「色を消し、色を生む」ことです。
その心は「自我や固定観念を消して城になり、
相手の立場に立ってお客様の色に染まること」だと言います。
仕事で関わりを持つ人は、性別や年齢、趣味嗜好など様々に
違います。
また、同じ相手であっても、その日の状況によって、感情に差があるものです。
一人ひとりに合ったサービスを提供するには、
経験知やマニュアルを越えて相手と向き合うことが必要でしょう。
仕事をパターン化することなく、お客様が何を望んでいるのかを
把握しながら、その場に応じた行動をとりたいものです。
◆今日の心がけ◆その人その場に応じた対応をしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
今までの経験から
「自分の考えは間違っていない!」と言い切ったり、
自分の考えを無理に押し付けたり、
相手の考えを否定したりしていないかと
今までの自分の対応を振り返ってみました。
子ども達や学生には、自分の意見を押し付けていまったことが
多くあり、反省しました。
まずは、相手の意見をしっかり聞くことが大事であり、
自分と考えが違っていた場合は、考えを丁寧に伝えることが
必要だと改めて思いました。
どんな時でも、相手との信頼関係をつくり、
コミュニケーションを十分に取り、
その場に応じた対応をしていきたいと思います。
実習指導係 林