今日の心がけ~職員のスピーチ~

双方向の流れ

2018.02.15

日本は、およそ六千八百もの島々で形成される島国です。

島国とはいえ、関門海峡、瀬戸内海、津軽海峡にはトンネルや橋があり、
北海道、本州、四国、九州は、鉄道や車で往復できる陸続き状態です。

空路の整備も進み、北海道から沖縄は、最短四時間で到着します。
昭和初期、東京から大阪まで、特急列車で約八時間かかったことを思えば、格段の速さです。

こうした交通網の発達は、人や物の流れを大きく変えるでしょう。
様々な分野で利便性が増す一方で、人口の流出などの問題もはらんでいます。

物事の流れには、必ず双方向の流れが存在するものです。
周囲を見れば、「明るい・暗い」「暖かい・寒い」「大きい・小さい」などのように、
都合の良いことも悪いことも、同時に存在するのが世の常です。

都合の良いことが目の前にあると、ついそちらに意識が片寄り、
都合の悪いことを見落としがちです。
それは後に、大きな痛手となる可能性があります。

物事の流れを双方向で察知し日々の、業務に安定感を持ちたいものです。

今日の心がけ◆双方向への視点を養いましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

昭和初期から高度成長と共に交通の発達は急速に進みました。
現在は2020年の東京オリンピックに向けてリニアモーターの開発や
車の自動運転などの開発が進んでいます。
しかし自動ブレーキは絶対なのか、手放しで運転してしまって
本当に大丈夫なのかと、つい心配してしまいます。

車会社も競争社会ですので、臆病な開発では進化せず
相当な苦労の上での発売となっているとは思いますが、
どの分野においても絶対大丈夫はなく、
何か都合の悪い部分が分かった時には隠してしまします。

結局、一時的に誤魔化せたとしても、最終的には分かってしまい
その信頼回復には倍以上の時間を要しているようです。

このようにならない為にも、良いこと悪いことの判断を
常に考えながら業務にあたり、何かあった時には隠すことなく相談し、
適切な対応をしていきたいと思いました。

教務係 田口宏美

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