今日の心がけ~職員のスピーチ~

国が変わればヒーロー

2018.01.30

父親の仕事の関係からアメリカで生まれ育ったHさんは、
中学生の時、日本に帰国しました。日本の学校の授業で、
とまどった経験があります。
英語の教科書を読む際、普段と同じように発音をしたところ、
クラスメートに冷やかされたのです。
授業で使う英語の発音とあまりに違ったので、同級生は
違和感を覚えたのでしょう。その後Hさんは、あえて日本人が
話すような発音に変えました。
次にHさんは、父親の転勤で台湾に引っ越すこととなりました。
台湾での英語の授業で、スラスラと英語を発音したところ、
同級生から「素晴らしい!」と絶賛されたのです。Hさんは、
一躍クラスのヒーローとなりました。
優れた能力を持った人と接する時、その反応は人それぞれです。
相手の長所を素直に認め、褒めたたえることができる人は、
自分自身の良さにも気づくことができる人でしょう。
そして、その個性をのびのびと発揮できるはずです。
他人の良いところを素直に賞賛できる私たちでありたいものです。

今日の心がけ◆他人の長所を素直に認めましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より

他人の欠点は見えやすいものです。他人の短所を見れば嫌な気持ちに
なりやすいでしょう。中には相手に対して色々なことをする人もいます。
短所を言われている、指摘されているのもみます。
一方、長所については見つけづらいものです。つい欠点ばかりが目につく
ものです。長所ではなく、短所が目に留まってしまうことがあります。
気づきたいわけではないのに、なぜか気づいてしまい
短所を自分に気づかせている相手に違和感がでてきてしまうものです。
良いことであれ、悪いことであれ、今までよりもいろんなことに
気がついてしまう、目に留まってしまうことは自分の成長によって
視野が広くなり、わかることが増えてきたためです。
長所よりも短所の方が目立ちやすく、目に留まりやすいことは、
この世の仕組みです。
少しのことであれば、あまり気にしなくてもいいのですが、
あまりに短所ばかりに目が留まってしまうのは疲れてしまいます。
意識が自分の外側にばかり向いているときに、他人のいろんなことが目に
留まってしまう状態になりがちです。そうなっている自分に気づいたら、
意識の向けどころの配分を変えて自分の内側に目を向けていくように
しています。
他人の長所を見れば明るくなります。欠点よりも長所をみることが大切です。

事務局係長 田中淳一

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