今日の心がけ~職員のスピーチ~

時を待つ

2018.01.24

スピード化の現代では、わけもなく先を急いでしまう人も少なくありません。
たとえば、エレベーターに乗り込んで、行き先階のボタンを押すと同時に、
無意識のうちに「閉じる」のボタンを押していることもその一つでしょう。
一般に、エレベーターのドアが自然に閉まるまでの時間は、四秒ほどだそうです。

ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんは、ある時、
この四秒さえも待てない自分に気がついて、深く考えさせられたと、
著書の中で述べています。

◆今日の心がけ◆心にゆとりを持ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

エレベーターの「閉じる」ボタンは、私も押してしまいます。
他に乗る人は居ないかをちゃんと確認してからですが、
このお話の中で
「エレベーターのドアが自然に閉まるまでの時間は、四秒ほど」ということを知り、
そんなに短かったかな?と疑問に思ったくらい、その時間を長く感じて
待てない自分が居たことに気付きました。

そして、良く考えてみると、エレベーターを使用している時は
特に急いでいる時ではないのです。
急いでないのに待てないとか、イライラするのは、
心に余裕がないことに慣れてしまっているからなのかもしれません。

エレベーターのこと以外でも、日々の生活の中で何か忘れているような気がしていたり、
気持がソワソワして落ち着かなかったり、幾つものことをいっぺんに行なおうとして
焦ったりするのは、スマホやパソコンなどで情報が瞬時に動く
現代のスピードに私自身がついていけてないからなのかもしれないと、
少しがっかりしました。

焦っても急かしても、良い結果は一つもないよ!と言われるように、
仕事は抜けやミスで相手に迷惑をかけ、料理は火傷やケガをしたり味付けを失敗したり、
車の運転は荒くなり事故を起こすかもかもしれません。

どの場合でも、自分に良いことが無いばかりか、
必ず周りにも迷惑や嫌な思いをさせてしまうことが多くなります。

たまにのんびり構えて運転をしたときは、穏やかな気持ちでいられて、
他のことも丁寧に取り組めたり、他人に優しくなれたりします。
これが気持に余裕があるということだと思います。

同じ一日なら、焦ってギスギスした自分よりも、みんなに優しくなって
色んなことを受け止められる自分で過ごしたいと思いますので、
焦ってるなと感じた時は、深呼吸や飲み物を飲んだりして、
気持ちを一度落ち着かせてから取り組みめるようになりたいと思いました。。
庶務係 大澤

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