今日の心がけ~職員のスピーチ~
悪い癖と良い習慣
2017.11.20
“癖”という言葉は、どちらかというと悪いイメージがあります。
対して、“習慣”という言葉であれば、良いことの繰り返しのように
聞こえます。
例えば、貧乏ゆすり。
子供がイライラした時に、よく親から注意を受ける行為で、
集中したい時に視界に入ると気が散りますし、
見た目にも行儀が良いとは言えません。
入試などで問題が解けない時など、
ペンで机をコツコツと突いて音を上げる癖も
周りにとっては迷惑です。
最近は見かけなくなりましたが、相手とコミュニケーションを取る際に、
やたらと身体に触りたがる人もまた然りです。
自分にとって悪影響は無くとも、
相手を不快にさせる癖は改めたいものです。
これらの癖のパターンには、要因があるそうです。
それは例えば、
・憧れの人の行動を無意識に真似て癖になる
・職業などの毎日の繰り返しで癖が生まれる
・指でペンを回すなどのちょっとした快感が癖となる…など
ストレス回避の自己防衛であったり、
欲求を満たすための代償行為から癖が生まれるそうです。
心のバランスを整えるために、
ルーティンとしての癖は良いのかもしれませんが、
問題は、人の気持ちを害するところです。
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「なくて七癖」に登場するA君、
緊張で自分の髪の毛を触るくらいであれば、問題ないかと思いますが、
仕事場では、癖と正しく付き合い、周りにとって良い習慣となるよう
身につけていきたいと思います。
今日の心がけ◆癖を改めましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周